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Crazy Train/スケールを暗記していれば楽に弾ける |
2004.3.24 |
前話で平日はギターが弾けないと書いておきながら本日定時に帰宅しちゃった為、仮称「4月からバンド」で演奏予定のOzzy Osbourne(オジー・オズボーン)のCrazy Trainの練習を始める。 この曲は大昔に練習した事があるんだが、その頃から他人のコピーが嫌いだった為、ギターソロ部分はアドリブで演奏していたが、今回この講座に向けてちょっとだけコピーしてみようと数日前からCDを聴きながら自分で譜面を付けていた。 このギターソロは天才ギタリスト、亡きランディー・ローズが演奏していて、聴くとえらいカッチョイイんだ。始まりはライト・ハンド奏法で恐らくアーミングで音程を狂わして、高音部のソロに突入していく。 カッチョイイ=難しい、オレがそう思っていただから初心者だって「きっと難しいに違いない」と思い込む筈。でも譜面を付けていると(ちゃんとした譜面でなくオレ個人が理解出来る簡易譜面)、およよ、これってナチュラルマイナースケールさえ知っていれば結構簡単に弾けるんじゃないか?。 実際に今日になって初めてギターソロ部分を練習したんだが、自慢する訳じゃないが20分で下の結果。
最初のライトハンド奏法はライトハンド奏法の中の基本中の基本で、ノイズだけ気にしていればいいし、その後のソロF#mナチュラルスケールにほぼ忠実で指使いも初心者向き。多くが16分音符と8分音符だからリズムも取り易い。 ここで大事なのはナチュラルスケールが頭に入っているか否か。もしそれを理解していない初心者だったらまごつくと思う。でもナチュラルスケールさえ知っていれば、これぞナチュラルスケールでこざい!、って感じの演奏なので譜面がなくても何度もソロ部分を聴いていれば自然に指板の位置がわかって来ると思う。 最後の一気に上昇する速弾きフレーズは辛いかもしれないが、10話で書いた「1本の弦上で必ず3つの音を弾く練習」をしていればそこそこ、本人っぽく弾けると思う。 オレもこの部分は全くコピーしていない。出だしと最後のチョーキング部分だけ記憶して、あとは上昇スケール練習しているに過ぎない。 おのおのの性格もあるだろうし、最初のうちは譜面を見ながら1音1音完璧にコピった方が適当かもしれないが、スケールを暗記している事で、ある程度の耳コピーは可能で、細かい部分は自分の思う通りに弾いた方が、1つ1つ気にしながら演奏するよりもきっとカッコイイギターソロになるんじゃないかなぁ。 事実、上の演奏、ヘッドフォンとかで良く聴けばノイズ(ミストーンや開放弦鳴り等)が幾つか入っているが、逆にそれが効果音になってワイルドな演奏になっている(と思っている?)。明らかなミストーンを出せばそれは録り直しだろうが、これくらいのノイズだったら逆に味付け、エッセンスになる。 まぁノイズを味付けにしちゃうってのもテクニックのうちなので初心者には難しいと思うが、そういう演奏もあるって事。 とにもかくにもナチュラルスケールってのはロック、ポップスでは多く使われているスケールだし、ランディー・ローズのカッコイイギターソロだってそれに従って演奏されているのだから、しっかりと暗記して欲しい。
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