ペンタトニックスケールに2音を加えた、キーがC、もしくはAmの時(両者は平行調で同じ音を使う)なら、我々が慣れ親しんでいるドレミファソラシドをそのまま利用する、これがナチュラルスケール。
キーがCメジャーであったらCメジャースケールとなり、
C D E F G A B C(ドレミファソラシド)
キーがAmであったらAナチュラルマイナースケールとなり、
A B C D E F G A(ラシドレミファソラ) 、
となり、これを指板に当てはめると以下の図のようになる。
Cメジャー、もしくはAmがキーの時に使う音

自由にアドリブ演奏をしたいのなら、ペンタトニックスケール同様に、これも残念ながら完璧に暗記する必要がある。
第1ポジションと第2ポジション

第3ポジションと第4ポジション

第5ポジションと第1ポジションのオクターブ上

第1ポジションならそれだけを延々と覚えるまで引き倒し、徐々に第2ポジション、第3ポジションと加えていこう!。また色々なキーでそれを試して頂きたい。キーと指板の関係はペンタトニックスケールと一緒。
C#とA#m(どちらも6フレットが第1ポジション)
DとBm(どちらも7フレットが第1ポジション)
D#とCm(どちらも8フレットが第1ポジション)
EとC#m(どちらも9フレットが第1ポジション)
FとDm(どちらも10フレットが第1ポジション)
F#とD#m(どちらも11フレットが第1ポジション)
GとEm(どちらも0フレットが第1ポジション)
G#とFm(どちらも1フレットが第1ポジション)
AとF#m(どちらも2フレットが第1ポジション)
A#とGm(どちらも3フレットが第1ポジション)
BとG#m(どちらも4フレットが第1ポジション)
しつこいようだが、アドリブマスターへの道の第一歩は「スケールの暗記」だ。勿論頭で覚えるのではなく、それを左手に覚えこます事。まぁ難しく考えずに1音1音確かめながら弾いていれば、ある日突然無意識に上のTAB譜通りに弾けるようになってる筈。
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