[PR]子育てママさんへ:3年毎に15万円うけとれる保険?

   


リニューアルレッスン
     92話 □7コード上でのスケール コンディミスケール

2007.11.6

通称コンディミ、または半全ディミと呼ばれるのはコンビネーション・オブ・ディミニッシュスケールである。ディミニッシュスケールの一種とも言えるが、ここでは深い事は考えず、コンディミは□7コードで使える、それを学べば良いと思う。

Gコンディミ

何故「半全」と呼ばれるかは上の指板表を見て頂こう。このようにスケールが1st音から半音、全音と交互に繰り返されているのだ。何の根拠の無さそうな、□7コードに合いそうもないスケールだが、b2ndはb9th、#2ndは#9th、#4thは#11th(=b5th)、6thは13thとなり、□7コードに付けられるテンションの集合体と言って良い。

指板表を見て気が付く方は気が付くと思うが、6弦トニックのポジション、3フレットからと、9フレットから、12フレットからをご覧頂きたい。全く同じ配列になっているのが判ると思う。つまり、GコンディミスケールはBbコンディミスケールでもあり、Dbコンディミスケールでもあるのだ。

Gコンディミ=Bbコンディミ=Dbコンディミ
Abコンディミ=Bコンディミ=Dコンディミ
Cコンディミ=Ebコンディミ=Gbコンディミ

このようにしかもコンディミは短3度毎に同じ配列になっているから、他のスケールのように第1ポジション、第2ポジションってものがそもそも存在しない。つまり、6弦トニック、Gコンディミなら3フレットからのブロックを覚えるだけで良いのだ。

でもこれだと1〜3弦はシンメトリーで問題がないが、6〜4弦の運指が厄介だ。そこで・・・。

これだと6弦3フレットは薬指スタートになるが、オレはこの方が弾き易い。勿論、これは各個人運指の癖と言うあるから、とにかく6弦3フレットからのポジション、どのように弾こうが構わないが、6弦から1弦(1弦から6弦)まで流暢に弾けるようにするしよう。次の譜面を6弦3フレットを薬指スタートで弾く練習をしよう。

さて、このスケール、一番マッチするコードは□7(b9)である。G7(b9)のコードトーンを数字で表すと1st, b2nd, 3rd, 5th, b7thだ。次の指板表を見て貰おう。

様式美なハードロック、ヘヴィメタルが好きな方なら、このコードトーン、きっとお馴染みだろう。コンディミを使うのなら是非ともこのコードトーンそのものの流暢に弾けなくてはならない。これを1〜22Fまでどこでもこのコードトーンを弾けるように短3度毎、音を取っていこう。

音の取り方は人それぞれ。主に下の4つのパターンがある。どれを使うかは皆さんの自由で、上昇フレーズはパターン1で下降フレーズはパターン2にのように上昇、下降によって弾き方を変えている人もいる。パターン4は高音部へ音を積み重ねていくのには不便だが、ブロックとしてある程度の高さまで上昇、下降するには使える。

パターン1

パターン2

パターン3

パターン4

そして、この□7(b9)、今回の例ではG7(b9)のコードトーンが上であれば、Gコンディミの残りの音はこうなる。

トニックの1st音を除いてG7(b9)のコードトーンが半音下がっただけの同配列になっているのが判ると思う。表示はキーがGの時の数字だが、G7(b9)のコードトーン全てが半音下がっているので、これはGb7(b9)のコードトーンに鳴る。つまり、コンディミスケールと言うのは□7(b9)と□b7(b9)の両方のコードトーンを持つスケールなのだ。

コンディミスケールのミソはここなのだ。バックでG7が鳴っているのだからG7(b9)のコードトーンだけ弾けば綺麗に聴こえる。しかし半音下がったGb7(b9)の音を加えるからこそ、アウト感のあるフレーズを作り出す事が可能になる。これがフレーズ作りのヒント、G7(b9)のコードトーンを利用したフレーズを作ったら、それと同じ運指で半音下げたフレーズも弾くようにする。判りやすく1〜3弦だけをお見せしよう。

この指板表から下のようなフレーズを作り出せる。


後は半音、全音と交互に出てくる音をウネウネ弾けばこんなようなギターソロになるのだ。

Infoseekサイト
http://np-music.hp.infoseek.co.jp/の方は下
それ以外のサイトでは下
WMA DATA
Gコンディミで弾く
WMA DATA
Gコンディミで弾く

   



感想等のメールをくださいませ 感想等のメールをくださいませ


[PR]
幸せなお母さんになる為の子育:子育ての悩みを解決した生の声がいっぱい