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リニューアルレッスン
     95話 コード進行のあるモードを弾く その2

2007.11.11

練習用カラオケは前話の物を利用する。

前話ではGm7 - Bbm7と言うコード進行対して、それぞれGマイナーペンタトニックスケール、Bbマイナーペンタトニックスケールを使った。今回はモードらしくGドリアン、Bbドリアンを使ってみよう。

マイナーペンタトニックにb5thを付けるのが当たり前なのと同じで、マイナーペンタトニックスケールを覚えたら、2ndと6thを加えてドリアンにする、これも当たり前だと思って欲しい。ドリアンは何もモードを熟知した上級者だけが使うスケールでなく、初心者でも使う、使わなくちゃならないスケールだ。

Gドリアン Bbドリアン

前話同様にまずはそれぞれの第1ポジションで練習してみよう。特にコードが変化する時に色々な音を使ってみると、どの音を弾いたらコードにはまるか、反対におかしいかを理解出来る筈だ。ドリアンの音使い慣れたら今度は同じポジション(音域)で弾く練習をする。

Gドリアン第1ポジション Bbドリアン第5ポジション

Gドリアン第2ポジション Bbドリアン第1ポジション

さて、ここで新90話を思い出して欲しい。新しいスケールを練習する時は1オクターブ内でフレーズを完結させるのが早道だ。まずはそれぞれのトニック(1st音)の位置を把握しよう。

Gドリアン第1ポジションでのG音、Bb音の位置

どんな人でも時折、演奏中に頭が真っ白になる事があるだろう。そんな時に、運良く、今鳴っているコードさえ理解していれば、とにかくまずはトニックの位置を探る。そして1st音を長押ししている間に、何かを考えれば良い。1stの2フレット左はb7th、2フレット右は2nd、同じフレットの上の弦は4th、下の弦は5th、そうやって真っ白になった頭を思考させていく。

本レッスンできっと何十回と書いているだろう。スケールの押さえる位置はスケール本にあるような●で覚えるのでなく、数字で覚えろと。もし●でスケールを覚えていたら、頭が真っ白になったら1st音の位置さえ理解出来ないアホギタリストになってしまうのだ。

Gドリアン第1ポジションの一部

まずは上のように6弦トニックのある1オクターブを覚える。記憶力に自信があればそのまま覚えれば良いが、そうでない場合は、1stと8th(オクターブ上の1st)の関係を知る。マイナーペンタトニックスケールに馴染んでいるのならb3rdの左が2ndと覚えれば良いし、b7thは1stの2フレット左で、b7thと6thは半音のずれしかないので、b7thの位置さえ理解していれば6thはその左だ。このように覚えていけばGドリアンの第1ポジション以外の青で示した数字もすぐに覚えられはしまいか?。

また6弦〜3弦までは同フレットの1st音の上の弦、6弦3フレットが1stだから5弦3フレットの事、1stの上は4th、6弦5フレットの2ndの上は5thだ。1と4、2と5が組になっているからその逆。4thの下の弦は1st、5thの下の弦は2nd、さらに2ndと6th、そしてb3rdとb7thも同一フレットの隣り合わせの音だ。そう覚えれば手っ取り早い。

速弾きは別にして、テンポ100で8分音符を弾く程度なら、自分が今、どの音を弾いているのか、それを理解していないならないだろう。

では上の6弦3フレットからのオクターブ上のGドリアンを示そう。

Gドリアンの第1ポジションではこのように2オクターブの音域を持つ。どのスケールでもブロック単位だらだらと弾くのでなく、最初のうちは常に1オクターブでフレーズを収める事。6弦3フレットの1stから始まって、4弦5フレットの1stで終わるフレーズを、またはその逆。次に4弦5フレットから始まって1弦3フレットで終わる、またはその逆のフレーズを、そういう練習を飽きる程やろう。当たり前だがコードトーン、b3rd、5th、b7thをしっかりと把握しよう。

慣れてきたら1オクターブに前後のb7thと2ndを加える。たった2音増えるだけでフレーズが湯水のように出てくる筈だ。もう1度言う。ブロックの全てを使って弾き倒すのでなく、ブロックの中の1オクターブだけを使ってフレーズを作る練習をするのだ。それにより、1st音の位置、コードトーンとはどれを指すかを理解するのだ。

これらを理解して初めて、2nd, 4th, 6thと言うコードトーンにない音の重要性も判ってくるだろう。Gm7が鳴っている時に敢えて、コードトーンを外して2nd, 4th, 6thを多用する。でも最後は必ずコードトーン、最初のうちは1stに戻る事を心掛けるのだ。そうしないと、聴いている側はミストーンと捉えてしまう。

同じ事をBbドリアンでも行う。Abメジャースケールと同じになるからと言ってBbドリアンをAbメジャースケールと考えて弾かないようにしよう。フレーズの基本は1stで始まり、1stで終わるのだ。

上のオクターブ上はこうなる。

さぁ、ここまで、まずは飽きるまで弾きつくそう。上を経て初めてコードが変化した際のフレーズ作りを考える事が出来るのだ。

1、同じ音域を使う

6弦3フレットからのGドリアンと6弦6フレットからのBbドリアンを、または4弦5フレットからのGドリアンと3弦3フレットからBbドリアンを使うのである。共通な音が幾つかあるので、あまりコードの変化を感じないフレーズを組み立てる事が出来る。

Gドリアン Bbドリアン

Gドリアン Bbドリアン

2、音域を広げる

Gドリアンで6弦3フレットからのオクターブを弾いたら、Bbドリアンではその音域よりオクターブ上を目指し、3弦3フレットからのオクターブを弾くと音域が広がり、あるスケールをブロック単位で上下したような躍動感溢れるフレーズを作り出す事が出来る。

Gドリアン Bbドリアン

Gドリアン Bbドリアン

勿論、これらはあくまでも、如何にスケールを理解するか、自分が引いている音を知るかの練習であり、実践ではGドリアンもBbドリアンもおおよそ2オクターブくらいは使うので、結果、どちらもブロック単位で弾く事になるだろう。

Infoseekサイト
http://np-music.hp.infoseek.co.jp/の方は下
それ以外のサイトでは下
WMA DATA
2種のドリアンで弾く
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2種のドリアンで弾く

   



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