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リニューアルレッスン |
2007.09.30 |
□maj7コードに乗せるテンションは主に9thと13thである。これは2nd音と6音と同じ音である(9以上の数字は7を引けば良い)。まずは下のメジャースケールを見ながら9thと13thの位置を確かめよう。
メジャースケール 次に□maj7(9)と□maj7(13)の構成音のチェック。
□maj7(9) ---> 1st, 3rd, 5th, 7th, 9th(2nd) ここまで判ればあとは何となく押さえられはしまいか?。例えば上の指板表の一番右のフレットを見て欲しい。1弦から図ったように3rd, 7th, 5th, 2ndと並んでいる。だからこれを人差し指で全部押さえちゃえば□maj7(9)になっちゃう。 完全な形の□maj7(9)は下の2つだ。
これに加えて、バンドで他にベースやキーボードがいた場合、3rd音や1st音を省略した□maj7(9)も使われる事もある。
次に□maj7(13)コードを見てみよう。
さらに9thと13thの両方を乗せた□maj7(9, 13)なんてコードも時折使われる。この場合は、構成音が1st, 3rd, 5th, 7th, 9th(2nd), 13th(6th)と5つになるので最低でも1音を省略しないとならない。maj7(9, 13)と言うコードだから7th, 9th, 13thは省略出来ない。よって、ポジションによって1st, 3rd, 5th音のいずれかが省略される事になる(3rdを省略する事はあまりないが)。
では次に□7のテンションノートだ。これも□maj7コードと同じく、9th, 13thが多く使われ、他にオルタード系のb9th, #9th, b13thも良く使われる(当たり前だがb9thはb2nd、#9thは#2nd, b13thはb6thである)。このb9th,#9th, b13thは□7(9)コードと□7(13)コードの9th部分、13th部分のフレットを半音上げ下げれば良いだけだ。
□6コードは主に9th音がテンションになる。
最後にマイナーコードだ。□mmaj7コードや□m6コードは9thや11thをテンションにする事もあるが、あまり使われないので、ここでは省略し、□m7のテンションノートを考えみよう。□m7で使われるテンションは9thと11thだ。まれにb13thや13thを乗せる事もあるが、一般的ではない(ドゥビー・ブラザーズのLong Train Runnin'は□m7(13)、ラリー・カールトンのRoom 335は□m7(b13)と言う形で使われたりしている)。
□m7(11)は結構色々と工夫出来る(11thは4thの事)。このコード、本来外しちゃならないb3rdが省略される事が多い。何故外せるかと言うと、□maj7や□7と言ったメジャーコードには一般には11thと言うテンションは使わないからである。例外はあるが、「11thはマイナーコードにしか使われない」のである。
□m7-5の-5はb5thであり、これはテンションノートではなく、トライアド部分の5th音を半音下げる事は前話で述べた。と言う事はこのコードにもテンションノートを使えるって事になる。このコードには11thとb13thと言うテンションノートが存在する。 11thのテンションノートが加わる際は□m7(11)と同様に、「原則として11thはマイナーコードにしか使われない」、これを利用し、ギターの場合、多くはマイナーコードの象徴であるb3rd音は排除される。
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