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リニューアルレッスン
     57話 優しいコード理論
            補足

2006.11.14

コードを覚える為の基本は、まずトニック音をどこに設定するか?、である。下は6弦、5弦、4弦(6弦のオクターブ上)の7thコードの構成音の位置を示したものだ。これを基にすれば□7コード、□maj7コードが作れる。

6弦トニックの7thコードの構成音の位置

5弦トニックの7thコードの構成音の位置

4弦トニックの7thコードの構成音の位置

続いて、□m7コード、□mmaj7コードの構成音を指板に置いていこう。

6弦トニックのm7thコードの構成音の位置

5弦トニックのm7thコードの構成音の位置

4弦トニックのm7thコードの構成音の位置

上を見ながらコードを作れば1つのコードで4、5個は必ず作れる筈だ。またコードは常に4音とは限らない。幾つかの音は省略しても構わない。一般に省略して良いとされているのは1st、5th音の2つだが、押さえ方によってはメジャーとマイナーを区別する3rd(b3rd)音も省略する場合もある。下は最初の5つがC7、後の5つがCm7である。何の音が省略されているか、実際にチェックしてみよう。

今回、あまり6thコードについて述べなかったが、下が6thコード、m6thコードの構成音の位置を示したものである。各自、色々な6thコード、m6thコードを作ってみよう。

上の指板表を基にした3音構成のC7とCm7コード

6弦トニックの6thコードの構成音の位置

5弦トニックの6thコードの構成音の位置

4弦トニックの6thコードの構成音の位置

6弦トニックのm6thコードの構成音の位置

5弦トニックのm6thコードの構成音の位置

4弦トニックのm6thコードの構成音の位置

続いてテンションノートを指板に表そう。

6弦トニックの7th、maj7htコードのテンションの位置

5弦トニックの7th、maj7htコードのテンションの位置

4弦トニックの7th、maj7htコードのテンションの位置

上の3つがメジャーコードのテンションノート。こんなに沢山あるのか?、覚えられないよ〜。そう思う方も多いだろう。しかし、ここで注目するのは9thと13thだけでいいのだ。9thの位置を知っていればb9thは半音下、#9thは半音上、13thを知っていればb13thは半音下なだけ。だから9thと13thの位置だけしっかりと認識していれば、オルタード系テンション(b9th,#9th,b13th)もフォームとして覚える事無く、理解出来よう。

マイナーコードになるとオルタード系テンションは一般的には使わないので、9thと11thの位置だけ覚えていれば良い。これはm6thコードでも同じだ。

6弦トニックのm7th、mmaj7htコードのテンションの位置

5弦トニックのm7th、mmaj7htコードのテンションの位置

4弦トニックのm7th、mmaj7htコードのテンションの位置

7th、6thコードもテンションコードも上記指板表を見ながら自由に作って構わない。市販のコードブックに書かれていない抑え方でも基本ルールに則っていれば問題はない。

テンションコード作るこつとして、メジャーコードとマイナーコードを定義付ける3rd(b3rd)音にb7th音(もしくは6th、7th音)、そしてテンションノートの3つの位置を考える。2つ以上の音が同時に鳴ればそれはコードになるので、例えば3rd、b7th、9thが鳴っていればそれは□7(9)コードと表現しても構わないのだ。これに指に余裕があれば1st音や5th音を加えるのだ。

6弦トニックのC7(9)を考えてみよう。3rd音は5弦7フレット、b7th音は4弦8フレット、9th音は3弦7フレットにある。普通に指で押さえると5弦人差し指、4弦薬指、3弦中指、もしくは7フレットを人差し指でセーハーし、5弦8フレットに中指となろう。

前者の押さえだと小指が余り、後者だと薬指と中指の2本が残る。よって1st音か5th音を加えて4音にすれば良い。5th音は2弦8フレットにあるので、それを薬指か小指で押さえると3rd,b7th,9th,5thと言う構成のC7(9)が出来上がる。

低音を重視すれば2弦8フレットの5th音の代わりに6弦8フレットの1st音を使っても良く、1st,3rd,b7th,9thの構成のC7(9)になる。この場合、7フレットを人差し指でセーハーし、6弦8フレットを中指、4弦8フレットが薬指になる。

また3rd音を無視してもさほど問題はない。3rd音を無くした6弦トニックのC7(9)を考えると、4弦8フレット、3弦7フレット、2弦8フレット、そして1弦8フレットがいいだろう。b7th,9th,5th,1stと言う構成になる。1弦8フレットを6弦8フレットにすれば1st,b7th,9th,5thの構成となる。

3rdを無視するコードとして良くあるのがm11thコードだ(舞いなコードなのでb3rdになるが)。11thは4thであり、b3rdと4thを押さえる事はピアノなら可能だが、ギターでは1stと2ndと同じく、当然同一弦では押さえる事は不可能。

よって□m7(11)と言うコードは3rdを押さえない事も多々ある。下は最初6つは3rd音と11th音が混在するCm7(11)だが、残りの4つは3rd音を排除したCm7(11)で、結構このフォームで弾く事もあるのだった。

ちなみに3rd音を使わないCm7(11)の構成は1st, 5th, b7th, 11thとなり、11thを4thと考えるとC7sus4と同じ構成音となる。

本当にメジャーコードとマイナーコードを決定させる3rd(b3rd)音を省略しても構わないのか?。そういう疑問もあるだろう。ではパワーコードはいかがか?。パワーコードは別名omit3rdコードと呼ばれる訳で、1stと5thしか使わない。よってCmでもCでも同じ押さえ方になる。そういうコードが存在するのだから、7thコードやテンションコードでも、場合によっては3rd(b3rd)音を省略しても全く問題はないのだ。

   



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