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リニューアルレッスン
     54話 優しいコード理論
            II-V-Iでのテンション

2006.11.14

II-V-I、これは定番のコード進行である。主に、曲(コード進行)の終了に使われる。つまり終了感のあるコード進行だ。下はメジャースケールに対応するダイアトニックコードだ。

度数 Imaj7 IIm7 IIIm7 IVmaj7 V7 VIm7 VIIm7-5
C D E F G A B
コード Cmaj7 Dm7 Em7 Fmaj7 G7 Am7 Bm7-5

ここからII-V-Iを抽出すると、Dm7 - G7 - Cmaj7となる。前話のルールに従うとDm7(IIm7)で使えるテンションは9th、11thの2つ。G7(V7)は11thを除いて9th系、13系と使える。そしてCmaj7(I7)は9thと13thの2つが利用出来る。

ギターの場合、楽器そのものの構造上、多くの音を押さえる事は出来ない。よって一般的に7thコードやそれを含むテンションコードは4音構成になる事が多い。当然本来の構成音の幾つかを省略する必要がある。そして多くは1st音、5th音、まれに3rd(もしくはb3rd)音が削除される。

ではまずは考えられる幾つかのCmaj7のテンションコードを下に示そう。




基本になるのは当たり前だが、テンションのない7thコード。上記指板表の4列とも一番左がその元になるCmaj7コードだ。これに9thや13thを加え、その事により、1stや5thを省略していく。次にIIm7であるDm7を見ていこう。IIm7に使えるテンションは9thと11thである。




まだ色々と作れそうだが、上の指板表が一般的だろう。マイナーコードに9thと11thのテンションを加える場合、時にはb3rd音も削除される事を覚えておこう。最後にV7であるG7だ。





さて、II-V-Iと言うコード進行の場合、IIとIは上記のどんなテンションを使ってもいい。勿論Vの部分でも上記のどれを使っても良いのだが、1小節に#9th〜b9th、もしくは13th〜b13thのVコードを絡めると、一層Iへの終了に結びついていく。




このように#9〜b9th、13th〜b13thと言うのは、1つのパターン、ルールとしてセットで覚えておくと良い。勿論、常にこのような流れにする必要はなく、

Dm7 - G7(13) - Cmaj7
Dm7 - G7(9,13) - Cmaj7

と言ったように13thや9th、13thを含んだテンションだけでImaj7へ移行する事も多い。どうするかはギタリストの自由である。当然テンションノートを使わずにDm7 - G7 - Cmaj7だって文句は言われない。

   



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