7thコードはもうお分かりだろうか?。7thコードには4種類が存在する。
1、1st, 3rd, 5th, b7thで構成されたコード(例C7 - C, E, G, Bb)
2、1st, 3rd, 5th, 7thで構成されたコード(例Cmaj7 - C, E, G, B)
3、1st, b3rd, 5th, b7thで構成されたコード(例Cm7 - C, Eb, G, Bb)
4、1st, b3rd, 5th, 7thで構成されたコード(例Cmmaj7 - C, Eb, G, B)
これらの7thコードに9th音が加わったコードを9thコードと言う。そしてこの9thはテンションノートと呼ばれる。ではその9thとはなんだろう?。キーがCであればCから数えて9番目の音、それが9thだ。C,D,E,F,G,A,B,C,D、そうDになり、即ちオクターブ上の2番目の音が9th。即ち9th=2ndなのだ。
後にもう1度話すが、テンションノートには9th以外にb9th、#9th、11th、b13th、13thとある。これもいちいちトニック音から9番目、11番目、13番目と数えるのでなく、全てそこから7を引き、それぞれ2、4、6で考えよう。キーがCなら、、、
b9th = b2nd = #1st = C# = Db
9th = 2nd = D
#9th = #2nd = b3rd = D# = Eb
11th = 4th = F
b13th = b6th = #5th = Ab = G#
13th = 6th = G
となる。
さて、9thコードは□7(9)、もしくは7を省略して□9と書かれる。1つ間違ってはならないのは□9はあくまでも□7(9)の略である事。例えばC9ならそれはC7(9)であるのだ。単にCのトライアドコードに9thを加えたものはCadd9と書かれ、C9とは区別しなければならない。
同じく□maj7コードに9thが加わると□maj(9)、もしくは□maj9、□m7に9thが付加すると□m7(9)、もしくは□m9と書かれる。CコードならそれぞれCmaj7(9)=Cmaj9、Cm7(9)=Cm9となる。
まとめよう。9thコードは、
1、1st, 3rd, 5th, b7th, 9thで構成されたコード
(例C7(9) - C, E, G, Bb, D)
2、1st, 3rd, 5th, 7th, 9thで構成されたコード
(例Cmaj7(9) - C, E, G, B, D)
3、1st, b3rd, 5th, b7th, 9thで構成されたコード
(例Cm7(9) - C, Eb, G, Bb, D)
4、1st, b3rd, 5th, 7th, 9thで構成されたコード
(例Cmmaj7(9) - C, Eb, G, B, D)
となる。
※4番の□mmaj7(9)を使っている曲を知らないので、果たしてそういうコードが理論的に正しいか否かは、申し訳ない、勉強不足・・・。
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