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リニューアルレッスン |
2006.4.1 |
前話に引き続き、ブルースバッキングを練習していこう。前話では
各自勝手に今までに学んだコードを弾いて貰ったが、世の中には定番ってものが存在する。今回はその定番バッキングの幾つかを実践、譜面、コード譜を示し、演奏して頂く。 まずブルースの基本を復習しよう。ブルースで使われるコードはI7,IV7,V7であり、キーをA、Dにしたのが下の表だ。
ブルースの基本構成
Aブルースの基本
Dブルースの基本
今回はまず8ビートブルースで練習しよう。
どういうコードの型を利用するかはギタリストの自由である。慣れてくれば好き勝手に色々な型を使えるようになるが、最初は下に示したような組み合わせで練習するのが良いだろう。リズムは1小節に4回、つまり4分音符(ジャッ、ジャッのようにスタッカートが良い)。このテンポでそれが弾ければ型での7thコードを理解したと言って良いだろう。
今回の音源は次のようなフォームで弾いている。
続いて5弦にトニックが来るパターンでも練習しよう。
練習していくにつれ次第に自分が押さえやすい型、響きが好きな型ってのが出てくると思う。楽をしたい欲求が強くなるとそれしか弾かなくなる。だから我慢をして色々なパターンを指に覚えこませる、これがコード練習になる。 一気に全部覚えようと思わず、第1パターンを弦のビビリやパコッと言う音がしなくなるまで反復練習。第1パターンが弾けて初めて第2パターンへ進んでいこう。1日にどれくらい練習するかにもよるが、コードに精通していないビギナーだったら型を記憶して全てを綺麗に鳴らせるようになるには1ヶ月以上掛かるだろう。
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