|
|
|||
|
リニューアルレッスン |
2006.4.1 |
コードを把握するには構成音を数字で表す事が出来る事、しかし初心者に対して数字で表し、押さえ方を考えろとだけ助言しても実際には難しい。だから前話で書いたようにコード型で覚えてしまうのが望ましい。覚えてから数字で、押さえている音を研究しても遅くは無い。
他にも考えればあると思うし、1st, 5th音などを排除すればさらに色々な型を作る事が出来るが、基本的なものは上の12個だろう。12も覚えるのか!、そう、12も覚えるのだ。でも見れば判るが、6弦、5弦をトニック(1st)とした型は類似するコードが複数あるので実際に型として覚えるのは半分の6つだ。残りの6個は基本型のバリエーションでしかない。それでも6つか!、そう、それでも6つ、完全に暗記しなくちゃならない。 続いてmaj7thコードの型を示す。
次にマイナー7thコードの型を示そう。
ここまで34パターン、これにマイナーmaj7thコードが加わると40を優に超える。またコードには7thコードの他にテンションノートを加えた9thコード、11thコード、13thコード、ディミニッシュコード、オーギュメントコードと色々と存在し、それらを加えると少なく見積もっても200は超えるだろう。 問題はそこである。全てを型として覚えようとすると100や200は当たり前に記憶しないとならない。そこで、記憶、暗記を補助する為にコード構成音を数字で認識し、それを指板にあてがえば、型として記憶する必要性のあるコードは半分以下に減るのだ。つまり100も覚える必要はなくなるのである。
|
|
|