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リニューアルレッスン
     34話 優しいコード理論
            トライアドコード

2006.4.1

コードとは2音以上の音が同時に鳴っている様を言い、その基本構成はメジャーコードなら1st,3rd,5th、マイナーコードなら1st,b3rd,5thの3音からなるトライアドコードだ。今回はこのトライアドコードについて色々と語って行きたい。

ロックギターを学び、我々が初めて出会うCコードは下の2つだと思う。

5弦をルートにしたCコード 6弦をルートにしたCコード

これで間違いではない。しかしトライアドコードの基本は3音である。同じ音、もしくはオクターブ上の音を使って5音、6音鳴らすのでなく、あくまでも3音だけで構成させる、コードはそう考えた方が非常に判り易い。

下の譜面を最初から弾いて欲しい。これらは全てCのトライアドコード。1st,3rd,5th、つまりC,E,Gの3音だけで構成されている。勿論コードは転回され、3rd,1st,5thや5th,1st,3rdのように順番が変わっているコードも多い。Cの1st,3rd,5th音だけを表示した指板表と合わせて確認して欲しい。


Cのトライアドコード


C(1st),E(3rd),G(5th)の指板

これらを型として覚えてしまうのが一番手っ取り早いが、人間の記憶ってのは実に曖昧。1年間毎日これを弾けば知らずして記憶してしまうが、上記のトライアドコードはロックギターではあまり使われないものも多く、用途が少ない=記憶出来ないとなる。

そこで数字の出番だ。しつこい程に音を数字で表すべきと説いているのが、これはスケールだけでなくコードにも役立つのだ。トライアドコードは1st,3rd,5th音なのだから、ルート、トニック音である1stの位置さえ知っていればあとはそこから3rdと5thの位置を探し出せば良い。基本は1stをルートとし、3rd,5thと探す。それが下だ。

同じく、3rdをルートにした時、5thをルートにした時、それを考えて行けば良い。3rdをルートにすると5th,1stと続き、5thをルートとすると1st, 3rdと言う順番になる。このルールを知っていればいい。

ルートの意味を教えておこう。トニックとルートを同じ感覚で使っている人がいるが、これは丸で違う。トニックとはあくまでもキー音だ。そしてルートとは和音、コードを構成した際に、一番低い音をルートと言う。よってCのトライアドコードの場合、トニックはCでしかないが、ルートは3rdであるEや5thであるGになる事もある。

だからこういう表現がある。「GをルートにしてCのトライアドコードを弾いていくれ」、「3rdをルートノートにしてCのトライアドコードを弾いてくれ」・・・。

ルートの反対語にトップがある。これはコードの構成音の中の一番高い音だ。「GをトップにしたCコードを弾いてくれ」、「3rdをトップノートにしてCコードを弾いてくれ」のように使われる。

ではマイナーコードでトライアドコードを作るとどうなるだろう?。もうお判りだろう?。


Cmのトライアドコード


C(1st),Eb(b3rd),G(5th)の指板

必ず覚えなくてはならない事は何度も書く。メジャーコードとマイナーコードの違い、前者は3rd音がナチュラル、後者はそれがフラットしている。ギターのフレットは半音ずつ区切られているのだから、Cコードを押さえている時の3rd音を半音下げるだけでいいだけなので、Cmコードも押さえる事が出来るのだ。

コードは型で覚えるもの、これは間違いではない。しかしその型を忘れてもコードの構成音を数字で表現出来、トニック音(1st音)の位置さえ理解していれば押さえる事が出来てしまうのだ。

   



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