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リニューアルレッスン
     2話 基本的な練習 その1

2006.3.20

今回からロックギターだけでなく、フュージョン、ポップス、ジャズギターでも、初心者なら必ず反復して欲しい練習フレーズを紹介する。



この2つの譜面がギタリストとして一番基本である運指練習だ。それぞれの6本の弦を、そしてそれぞれのフレットをしっかり押さえる為の練習。どちらも12〜15フレットくらいまで上昇し、さらにそこからまた1フレットまで戻って欲しい。

右手のピッキングはダウンストローク、アップストロークを交互に行うオルタネイトピッキング。最終的な目標テンポは120。

midi data - テンポ120だとこうなる

初心者がテンポ120でこれを弾くには何ヶ月も掛かるだろう。不器用な人や、練習時間を多く持てない方は1年でも弾けないかもしれない。よって初めのうちはテンポ60を目標にした方が良い。

midi data - テンポ60だとこうなる

初めてエレキギターに触る人はこのスピードでもちゃんと弾けないだろう。実はここで重要なのは速さではない。正確さが大切なのだ。テンポ60で弾けなくてもいい。その代わり、1音1音しっかりと音を出す努力をして欲しい。

弦がビビッたような音がしたり、ミュートしたようなパコッなる意図した音が鳴らなかったり、はたまた押さえていない弦ノイズ(主に開放弦ノイズ)が入ってしまったり、そのような状態で速く弾けても何の意味もなさない。綺麗な音で12フレットで折り返し、1フレットに戻る、これが出来ない限り、スピードアップする必要はない。

左手を意識し過ぎると、右手が疎かになる。ダウンアップを繰り返すオルタネイトピッキングがいい加減になったり、ピッキングの力そのものが強くなったり弱くなったり・・・。右手は機械と思うように。常に同じ速度、同じ力で刻む事。

ポイントを纏めよう。

1、速度よりも正確性を重視せよ
2、無駄な音が鳴っていないか常に確認せよ
3、左手と右手、両方に注意せよ

ギターをアンプに通す余裕があればクリーン音で弾こう。オーバードライブ音で練習する代物ではない。またこの手の練習はテレビを見ながらでも出来るので、暇さえあれば常にこういう練習をするように。

左手の指の腹が腫れて痛い、これ以上弾くと血豆になってしまう、そんな時は1日くらい休んでも構わないが、痛みが引くまでギターを弾かない、そんな根性無しにはギターを弾く資格は無いと思っていた方が良い。

上記譜面のバリエーションでこんなのもある。



これはテンポ120で正確に弾くのは上級者でも案外難しい。同じように速度を目標とするのでなく、正確さを大切にして練習して頂きたい。

ワンポイントアドバイスとして、この手の練習で一番辛いのは左手の小指だ。普段の生活で左手の小指を使う事はなく、脳からの命令に一番鈍感なのがココ。だから小指の運指部分に来たら、意識的に「今から小指を使うぞ!」と念じながら、他の指より力を加えて指板を押さえて欲しい。

だから初めのうちは下の譜面のように小指に掛かる前で、一呼吸置くのもいいだろう。

上の譜面のmidi

しつこく書くが、これらは速度重視の練習フレーズではない。練習していくうちに、時を重ねる毎に勝手に速度が増し、結果テンポ120で弾けるようになるってだけの話で、先ずは1音1音正確に音を出す事。だから譜面通りに綺麗な16分音符で弾く必要性もない。苦手が部分は自己的に上の譜面のように難しい部分は自己的にテンポを遅らせても良い訳だ。



   



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