最終更新: 2009/09/20 06:29

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鳩山新内閣支持率68.7% 中曽根内閣以降で歴代3位の好スタート FNN緊急世論調査

16日に発足した鳩山新内閣の支持率は68.7%で、中曽根内閣以降で歴代3位の好スタートを切ったことが、FNN緊急世論調査でわかった。
高い支持率を受けて、鳩山首相は「自分もご祝儀相場だということを認識していく中で、ありがたいことではあります」と述べた。
内閣発足直後から17日までの2日間、全国の有権者1,000人から回答を得た電話調査によると、鳩山内閣を「支持する」人は68.7%で(支持しない15.3%)、同じく政権交代で発足した細川内閣(83.4%)、長期政権となった小泉内閣の(80.9%)発足時に次ぐ高水準となった。
前政権より平均年齢の上がった内閣の顔ぶれの印象では、「仕事ができそう」がトップで(29.8%)、「フレッシュ」(16.9%)、「特徴がない」(15.7%)と続く。
閣僚にもっと若手議員を起用すべきとは「思わない」人が過半数を占めた(36.9%対54.8%)。
もっとも期待する閣僚を1人挙げてもらったところ、ほぼ4人に1人が、長妻厚生労働相を挙げ(24.7%)、菅国家戦略担当相(10.0%)、岡田外相が(8.7%)これに続く。
政権に期待する政策でも、「医療・年金問題」(76.6%)、「子育て・少子化対策」(70.5%)では「期待する」が7割を超えたが、「外交・安保」は、ほぼ5割(50.5%)、「北朝鮮問題」(46.0%)、「郵政民営化の見直し」(43.6%)では「期待する」が5割に満たなかった。
注目閣僚5人について、個別に「適任と思うか」聞いたところ、それぞれ「思う」が多数だったが、亀井郵政・金融担当相では、賛否が拮抗(きっこう)した(41.8%対40.2%)。
小沢氏の幹事長起用は「適任」とする人が6割に迫ったが(56.7%)、一連の人事について、「小沢氏の影響力が感じられる」とした人は6割を超えた(61.3%)。
「小沢チルドレン」と称される、民主の新人議員については、期待できると「思わない」人の方が多かった(39.2%対43.8%)。
18日に告示される自民党総裁選には「期待しない」人が6割近くで(57.6%)、「新総裁にふさわしい人」では、すでに不出馬を明言した舛添(23.7%)、石破(14.1%)、石原(12.4%)の各氏が、出馬表明した河野(10.3%)、谷垣(9.3%)両氏らを抑えている。
政党支持率は、民主党が総選挙直後よりさらに伸ばして4割を超え(44.4%)、自民党との差は開いた(18.8%)。
鳩山政権は、2010年の参院選と鳩山代表の1期目任期を越えて「2010年秋以降も続く」とみる人が過半数を占めている(51.9%)。

(09/18 11:52)


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