DJら音楽関係者と会見し、強権を発動した蝶野(中央)=都内
黒い強権発動だ。蝶野が18日、都内で会見し、ゼロワン勢のIWGP王座挑戦をブチ上げた。蝶野は「三銃士の中でIWGPといえば橋本真也。その魂を引き継ぐ団体の選手を新日本に出したい」と大谷、田中を候補に、21日のゼロワン・後楽園大会を視察する。
新日本の社長でもIWGP実行委員でもない男が、至宝戦を主導する。真壁と中邑が争う新王者決定戦(27日・神戸ワールド記念、本社後援)の勝者に挑ませることになるが、「G1決勝で勝った真壁が暫定王者でいいじゃないか」とケチをつけるなど、会社のマッチメークに背を向けた。
また、大会テーマ曲でヒップホップ音楽初挑戦を発表。作詞も担当した“黒いラッパー”は「入場で(タッグ戦の相棒)小橋建太を踊らせる」と暴走予告した。
(2009年9月18日)