コンパクトな街づくりに賛成9割 内閣府世論調査内閣府が19日発表した世論調査によると、病院や公共施設に徒歩や自転車、バスなどの公共交通機関で行けるコンパクトな街づくりに「賛成」と答えた人が93・0%に上った。「反対」は3・1%だった。 賛成の理由(複数回答)は「高齢者など自動車を利用できない人も生活しやすい環境になる」が73・9%で最多。以下「事故が減り安全・快適に歩いたり、自転車を使える」(44・6%)、「環境への影響を減らせる」(42・7%)が続いた。 国土交通省は中心市街地に公共施設を集め、マイカー利用を抑制する「エコ・コンパクトシティ」を提唱しており、高齢者や環境に優しい街づくりの意識は世論にも浸透していることをうかがわせる。調査は7、8月に成人男女5千人を対象に実施。回答率は63・1%。 【共同通信】
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