2009年09月17日

120話ネーム開始

 鳩山「試行錯誤の中で失敗することもあろうかと思うが、国民には寛容であってほしい」
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090917-OHT1T00020.htm

 例えば医者が初めて患者を手術するときこんなことを言ったらどうでしょうか?
 前線に兵士を送り出す司令官ならどうでしょうか?
 客を乗せる車の運転手ならどうでしょうか?

 国政の運営は国民の生活に直結しています。

 命や生活を左右する仕事は本来、ミスや失敗が許されない厳しさが要求されるもののはず。
 しかも民主党は、自分たちのほうから「できる、やらせて欲しい」と言って来たはずです。

 基本的な姿勢とか考え方ができてません。
 担っている責任の大きさも重さも理解できない人間に、どんなことができるんですかね。
 昨日今日国会議員になったわけでもないでしょうに。

 こんな台詞を麻生さんは言わないでしょうが、もし言ってたらなんて書かれたでしょうかね。

 *

 それにしてもまあ酷い面々の内閣ですね。

 「左翼オールスター内閣」か「マスコミ内閣」「ワイドショー内閣」と言った所でしょうか。
 福島瑞穂はやや被害が小さそうなポストに追いやれたみたいですが、油断はできません。

 財務相の藤井裕久は「財源がどうにもならなかったらごめんなさいと言えば良い」の人ですね。
 早速円高を加速する発言をしてくれてます。

 給油活動も代替案とか代替案に必要な予算とか決まる前に中止を決定。
 ダムも片っ端から中止。
 日本の将来に必要な技術とか産業への予算も停止。

 やってくれた喃

 全員が問題ありですが、現在は千葉景子法相が一番の脅威ですかね。

 思想・言論の自由の制限につながると指摘される人権侵害救済機関について「国際的にみても(設置が)当たり前の機関だ。実現に向けて早急に取り組みたい」と述べ、内閣府の外局として設置する考えを示した
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090917/trl0909170048000-n1.htm

 これは本格的にまずいです。
 自民政権下での成立はなんとか回避できていた人権擁護法案が、かなり高い確率で成立してしまう雰囲気。
 公明も賛成に回ると思いますし。

 知らない人のために一応簡単に書いていておきますと「自由に人権侵害と認定して、強制的に取り締まれる」団体を創りましょうという法案です。
 特高かゲシュタポに近い物ですかね。
 
 以前鳥取で同じ様な条例が制定された時は、結局執行されずに廃案になったのですが。

 永住外国人の参政権も小沢一郎が来年あたりに法律を制定するつもりらしいですし、当初の懸念通り国が蝕まれつつあります。

 いや、確かにこの内閣は歴史に残ると思います。
 悪い意味でですが。

 *

 報道ステーションでは「100日間政権批判はしない」なんて発言をしたらしいですが、本当ですかね?
 各局の民主党ヨイショが気持ち悪くて見てられません。

 首相記者会見「オープンにする」 鳩山政権「公約」破り、ネット「締め出し」
 http://www.j-cast.com/2009/09/16049793.html

 「新たなメディア規制」と抗議=次官会見廃止で新聞労連
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090917-00000172-jij-soci

 散々麻生さんや自民を攻撃して政権交代に協力したのにね(笑)
 まあ民主党としては、自分たちがこんどはそれをやられるかもと思ったら当然の判断でしょう。

 上杉隆はミヤネ屋で「秘書官に要請されるかも」なんて持ち上げられてにやけてたのに、良い面の皮です。
 
 *

 「クレヨンしんちゃん」の臼井先生が失踪だの遭難だのと言われてますね。
 どうしちゃったのかな?

 一時連載の内容が鬱展開だとか、ちょっと話題になっていたんですが。
 知り合いで誰か知ってる人がいないか聞いてみましょうか。

 *

 NHKの唐沢先生への取材の態度の悪さが話題になっています。
 どこもかしこもメディアに携わる人間の質が低すぎますよ。

 取材が「事実の報道」じゃなくて「もともとできているストーリや仕立てに合わせて素材を集めて来る作業」になっています。

 まあ、昔からそういうやり方を続けていたのかもしれませんけどね。
 しかしNHKにしては珍しく簡単に謝罪したじゃないか。

 もう各局ともニュースやドキュメンタリーの後に、「この内容はフィクションです」って入れておいて欲しい。

 *

 酒井法子が保釈。
 出迎えの車を運転してた二人は何かのネタでしょうか?
 どう見てもヤクザなんですが…。

********************************************

 ご意見などはこちらへ。
 michihiko-touei☆hotmail.co.jp
 (アドレスの☆を@に変えて送って下さい。)
posted by 藤栄道彦 at 23:17| Comment(5) | TrackBack(2) | 日記
この記事へのコメント
この発言には純粋に怒りを覚えました

国を任せろといっておいて手探りだの何が起こるかわからないだの、最初から素人がやる保険の言い訳

首相ならば普通公式の場では口が裂けても言ってはいけないことです不安です

テレビでは鳩氏の日常を皇室のような扱いで紹介していたり、帰りに自腹でモスバーガーを買っただの、いつも食べているものをスタジオで食べたり
アメリカでのオバマ大統領就任時の報道構成を真似たいのでしょうが、こんなことする暇があれば何が起こるかシミュレーションでもしていてもらいたいです
麻生さんがバーで一杯引っ掛けるのとで報道姿勢が雲泥の差でした


アメリカが政治の素人と揶揄したのも仕方がないかもしれません、自国の総理である以上期待はしますがこの発言は世界でもそうないでしょう
国の指導者として資質が問われます、確かにいい事しか言わない人は信用出来ませんが、選挙後にこれでは信頼が出来ません
パッケージと中身が違っていいのは表紙詐欺漫画と食品で十分です損失が数百円ですみますから


この発言に対するマスコミの報道をみて初めて気持ち悪いと感じました、自分は大抵の事は寛容に出来ていると思っていましたが・・・


単行本は好きな話がたくさん詰まっていてよかったです

気になったのはキャラ紹介ページの司馬さんの顔が怖いのと84ページの涼子が生返事で若干違和感がありました
機嫌が悪かったのでしょうか?最上さんがへこんでないといいですが(笑)
あとは有明先生ギャラリーが少なかったのと、久しぶりの手帳がおまけページと比べて淡白だったところですね
いや単に最上さんのキャラが好きなだけなんですが

話が動く今後の展開が気になります
Posted by チキンM at 2009年09月18日 04:55
最新話、反則だ(笑)

前のコマで前兆はありましたが・・・・

藤栄先生ツンデレですか?福本先生への
Posted by スペシャルフリーク at 2009年09月18日 14:08
 私も、最新話は「使用制限一回限りの劇薬」的禁じ手じゃないかな〜、と思います。大笑いしましたが(w。もと証券マンのおとっつぁんは、泣ける落し所でした。「べらんめぇ、そう簡単に泣いてたまるかい!」と斜に構えたつもりでも、やっぱりこういうのに弱いです。……そして次回へ引っ張るアメリカ派遣話。次のお話が待ち遠しくてたまりません。首を長くしてお待ちしております!


PS:鳩山政権(なんとおぞましい響きだ!)は、本気で早いところ崩壊してくれないものか、と切に思います。馬脚を現しているのにそれを必死に隠そうとするマスコミに、正直怒りを抑え切れません。最近は、新聞を見たくもなくなりました。だって、一面でポポ山が哂ってるんだもの……。
Posted by 無名子 at 2009年09月18日 16:32
>試行錯誤の中で失敗することもあろうかと思うが、国民には寛容であってほしい

 これは呆れますね。麻生政権に対して世間の批判が強まっている時にこういって麻生さんをフォローしてたとかならまだわかりますが…。 「医者が初めて患者を手術するときこんなことを言ったらどうでしょうか?」っていうのは全くその通りですね。

 特に民主党は散々自民党のやり方を批判・非難して自分達の力をアピールしてきたというのに、これはあまりにも無責任…。 特に今はちょっとした判断のミスや遅れが二番底に繋がる状況だというのに・・・。
 こんな事言いだすなら景気がちゃんと回復するまで黙って野党をやっておくべきだったんじゃないかなぁ、と思います。

 というか去年、麻生さんが総理大臣になった時なんて今と比べ物にならないくらいキツい状況だったけど、麻生さんは「100年に一度の世界的な危機だから失敗する事もあろうかと思うが、国民には寛容であって欲しい」なんて事は言わなかったし、批判も非難も覚悟の上で約1年がんばってたのになぁ…。

 しかし、「思想・言論の自由の制限につながると指摘される人権侵害救済機関の設置」「鳩山政権「公約」破り、ネット「締め出し」」「次官会見廃止」というのを見てると自分達の政権維持のために都合の悪くなりそうなものの排除に動きだしてる感じがして怖いですね。
Posted by 八識 at 2009年09月19日 11:02
チキンMさんへ

 発言の一部抜き出しではなく、こういうのを本当の問題発言と言うのでしょう。

 マスコミを始め国民の妙な横並び意識と言うか、意地でも自分たちよりも上の存在を認めたく無いと言う感情が産んだ「卑屈首相」なのかもしれません。
 麻生さんの時にどこかで「上から目線の首相」なんて言われかたをしているのを目にしましたが、一国の首相を語る言葉じゃないなと思いました。

 *

 ご感想ありがとうございます。
 絵は何年か経たないと客観的に見られないみたいです。 
 キャラ紹介の司馬は怖い顔の時の司馬ですから。

 話は大きく動きそうですが、作画も大変になりそうな感じですね。


スペシャルフリークさんへ

 あそこでは、ああするのが一番喜んでいただけるかなと思ったものですから(笑)
 「黙示録」のころは楽しみに読んでました。
 「堕天録」は僕、麻雀を知らないんでわからないんですよ。


無名子さんへ

 いや、たしかに卑怯でしたね。
 以前も水木先生の画風をちょっと真似てみたことがあったんですが。

 今回はかなり情報やエピソードをカットしてしまいました。
 ページとの兼ね合いが難しいです。

 *

 官僚の記者会見の禁止などにしても、わずか一日二日で方針がクルクル変ってるんですけどね。
 誰も「ブレてる」と言いません。
 
 ブレていると言うより行き当たりばったりなんでしょうが、公正な報道をしてほしいものです。


八識さんへ

 自分だったらと考えると、麻生さんはよく一年間も政権を投げ出さずに務められたと思います。
 
 補正予算も内容を見てみると、よく考えて振り分けられていると思います。
 どこをどう無駄として削るつもりなのかは知りませんが、今から検証を始めるというのは明らかにおかしいでしょう。
 調べもせずに「無駄遣い」と主張していたことになります。

 全員が素人の内閣で、今年いっぱいをまず乗り切れるかどうか不安ですねえ。
 状況は去年よりも厳しくなるかもしれないのに。

 *

 人権擁護法案に関しては、民主案は自民政権下で検討されていたものよりもさらに強力らしいです。
 保守系メディアの反対も予想されますから、まずネットから標的にされそうですね。

 
 
Posted by 藤栄道彦 at 2009年09月19日 23:22
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