2009年9月19日 19時4分更新
高齢者の事故防止をテーマに交通安全のルールをユニークな寸劇を交えて伝える講習会が赤磐市で開かれました。
この講習会は、21日から始まる「秋の交通安全運動」を前に赤磐市などが開いたもので、会場の山陽西小学校の体育館にはおよそ200人の市民が集まりました。
はじめに赤磐警察署交通課の幸田一正警部補が、赤磐署の管内で今年これまでに交通事故で亡くなった4人はいずれも65歳以上で、高齢者の交通事故が増えている現状を説明しました。
続いて、会場には助さん、格さんらを従えた時代劇の水戸黄門の格好をした一行が現れ、交通安全をテーマにした寸劇を披露しました。
地元の劇団による寸劇は、酒を飲んで危険な運転をするドライバーを黄門様が戒めたり、高齢者に正しい自転車の乗り方を指導するというストーリーです。
ところどころ笑いを交えながらも最後は「過労運転は事故の元」「一時停止は確実に」などと交通安全の標語を読み上げ、交通ルールを守る大切さを訴えていました。