2009年9月19日 19時4分更新
新見市の神社では来月の秋祭りに向けて400年以上の伝統をもつ「どぶろく」作りが始まりました。
新見市の船川八幡宮は「どぶろく」作りが認められている県内でただ一つの神社で「どぶろく」作りは400年以上続いています。
19日は神社の酒造所で、初添え仕込みという作業が行われとうじ歴50年あまりの大塚順一さんや宮司の次女の木山陽香さんら6人が市内で作られた新米に麹を加え、カルスト台地からの湧き水をタンクに入れて櫂でかき混ぜました。
船川八幡宮ではタンクがある部屋の温度を24時間体制で管理して来月上旬には280リットルあまりの「どぶろく」が出来上がるということです。
出来上がった「どぶろく」は、10月15日に行われる神社の秋祭りで参拝客に振る舞われます。
大塚さんは「今年は気温が低くいいどぶろくが出来そうです」と話していました。