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在任2日で満額支給 衆院議員の8月給与
8月30日の衆院選で当選した議員に同月分の給与約230万円(歳費と文書通信交通滞在費)満額が支給された。在任期間はわずか2日間だが、日割りなどの支払い方法はないという。
衆院事務局によると、支給は今月16日。給与は公選法や歳費に関する法律によって任期中の月額払いと定められている。公選法違反の寄付行為に当たるため、議員も返納はできない。同事務局にはクレームも寄せられているが、支給方法を改めるには法改正が必要で、事務局も当惑気味だ。
初当選したみんなの党の柿沢未途氏(38)は「国民から理解が得られない。無用な批判を受けるより、日割りにした方がよい」。
一方で民主党の中堅議員は「選挙直後はさまざまな借金があり、多くの議員が支払いに追われている。良くないこととは分かっているが、満額支給は本音ではありがたい」と内情を打ち明ける。
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