札幌ユース 古田が唯一トップ昇格内定
札幌ユースからただ一人、トップに昇格する古田
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来季の新人選手の獲得構想が18日までに固まった。札幌ユースU―18からは、高校生Jリーガーとして既に8試合に出場しているMF古田寛幸(18)だけが昇格内定。高卒新人は、27日までの予定で練習参加しているMF上里成樹(うえざと・なるき、17=沖縄・那覇西)の獲得が有力となった。
三上大勝強化部長(38)は「今現在(札幌ユースから)古田以外(の昇格)は考えていない」と発言。上里については「面白い選手。前に練習参加したときに与えた課題をクリアしているか見たい」と獲得に前向きな意向を明かした。上里はトップ下やボランチの攻撃的な選手で、パスなど判断の速さの習得が課題だった。
古田を除いた来季の新人選手の獲得枠は最大で2人。今後は獲得を視野に入れた高校、大学選手が練習参加する予定はなく、上里1人の獲得になる可能性もある。
既に今季就任した石崎信弘監督(51)に来季の続投要請を10月以降に行うことも明らかになっている。J1昇格は厳しい状況ながら、勝負のシーズンとなる来季へ、着々と強化態勢を固めている。
[ 2009年09月19日 ]
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