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世相の闇の部分を裏側から覗き、今からヒカリに変えていきましょう

消えた湾岸戦争拠出金・・小沢一郎の弱点

2007-11-17 00:53:07 | Weblog
仕事多忙で久しぶりの更新です。
11月24日号週刊現代にやっと湾岸戦争の使途不明金記事が出ました。「小沢一郎と消えた湾岸戦費1兆円」という見出しです。1991年の湾岸戦争の時でしたが、私が知ったのは1992〜1993年だったと記憶しています。私ですら知っていたくらいですから、知っていたジャーナリストも大勢いた筈ですが、一度も記事にされず、今回初めて大々的に表に出された筈です。アメリカが善玉、イラクが悪玉になりきり演出された「湾岸戦争」において、多国籍軍とやらの支援に使われた額は135億ドルでした。当時のレートで約1兆6千億円です。殆どを「増税」と「赤字国債」という形で、私たち国民に負担を強いられました。日本の国家予算が表向き60兆円、20兆円の不足分を赤字国債でまかない、特別会計というアメリカへの貢ぎ金30兆円を赤字国債その他で捻出している中での1兆6千億円です。私は当時、135億ドルのうちいくらが小沢幹事長の懐に入ったのかまでは知りませんでしたが、週間現代によると実際に多国籍軍支援に使われたのは20億ドルで、115億ドルはアメリカに渡り、今もって使途不明とのことです。アメリカ政府に戦費の分担金として支払われたのは115億ドルの筈が、100億ドル分しか外務省に受領証がないそうです。15億ドル(約1800億円)の行方が不明になっています。日米政府間で信託ファンドを作り、日米共同で開発する兵器の開発費に投資されたとの記事があります。そのまま記載しますと・・
「アメリカの投資ファンドを経由して投資された資金は、年率20%以上で運用され、運用金が与党の国防族に還元された。その裏金でラスベガスのカジノの共同オーナーになった国防族議員もいる」とあります。郵政民営化や道路公団民営化の例をとってみても、アメリカへ貢いだ金の10%が功労者の懐に入ることから、15億ドルの10%である約180億円が小沢幹事長の懐に入ったのではないかと想像します。

問題は、何故この記事が「今」なのか。小沢民主党首の辞意表明、デイヴィッドロックフェラーが来日していたこと、証人喚問で問題となっている守屋前事務次官。当然いろいろなパワーバランスによってOKが出された上での記事です。デイヴィッドロックフェラーを「親日家」と評する輩がいますが、とんでもない正反対の人物です。デイヴィッドロックフェラー子飼にしてフリーメーソンである渡邉恒雄と中曽根康弘を間に立て、福田・小沢党首会談をセッティングさせたのは勿論ロックフェラーです。自衛隊給油支援に反対する小沢一郎を潰す為にロックフェラーからキッシンジャーを介し指示された「消えた湾岸戦争拠出金」記事だったことは疑う余地のないところです。ロックフェラーから見ると小沢一郎は「国益派」なのでしょう。「売国奴」である中曽根康弘や渡邉恒雄とは相反する人物と見なされているようです。小沢一郎がやろうとしていることは、自衛隊を国連下において海外に派遣させ、いつのまにか日本を戦争に巻き込む状況にすることです。ロスチャイルドがそう考えているのかは知りませんが、自民党幹事長当時の小沢一郎が頻繁にロンドンロスチャイルドビルを訪ねていたことから、そう考えるのが自然です。小沢一郎は命を狙われている危険を感じている筈で、それが為に党首辞意表明とも言われています。「第2のロッキード事件」「田中角栄と同じ手口でやられた」と永田町で囁かれました。しかし小沢一郎は世界政治パワーをよく知っているので、やられているフリをしながら最もよい立場に自ら導いているのかもしれません。デイヴィッドロックフェラーたちは、小沢一郎がロスチャイルドの駒であることを勿論知っている筈です。その上で小沢一郎を追い詰めるということは、ロスチャイルドとロックフェラーとのパワーバランスがどうなているのかわからない部分です。表向きは勢力争いをしながら、領域を分けているように見えます。あくまでもロックフェラー財閥はロスチャイルド財閥よりも格下であり、ロックフェラー財閥はロスチャイルドに使われる側です。その辺りを考えますと、今回の騒動はよくわからなくなってきますが、お互いのやることに口出ししないというルールがあるのでしょうか。
ついでに言いますと、フセインもパパブッシュもフリーメーソンですので、それぞれの国家の為に動くのではありません。フリーメーソンの目的の為に役割を演じただけです。ヒローと悪役を演じたのです。勿論フセインは処刑などされておらず、今でも快適に生きています。

92歳デイヴィッドロックフェラーの最近の写真が週刊現代に掲載されていました。やっと立っているようで、当然ですがもうお爺ちゃんです。全盛期時の写真のイメージが強いので本当に老けたなぁと思います。前当主が亡くなった後、すぐにその死を公表せずに数時間後に発表されました。株価を操作する為であり、相続税などの負担を軽くする為でした。もういつ亡くなってもおかしくないデイヴィッドロックフェラーですから、その際にも同じことがされ、死後数十時間後に発表され、新たな当主にジェイロックフェラーが発表されます。ジェイも70代ですからお爺ちゃんです。ロックフェラー財閥内でも権力争いが激しいので、次の次がどうなるかわかりません。ここ数年のデイヴィッドロックフェラーはロスチャイルド領域を犯し過ぎに見えます。ドル覇権が終了となり、アメリカという国も弱まっていくシナリオを思うと、やはりロスチャイルド財閥が表の世界の大番頭なのです。
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コメント

はじめまして (T)
2008-01-11 20:08:25
gooからきました、おもしろいですね、酒販業者なのですが醸造アル添の事は全くもってです、完全に日本酒蔵は悪循環に陥ってますよ、国も国ですがね、もうちょっとそういう文化的なものに保護をかけていれば良かったと思うんですが。ところで今度の大阪府知事選はどのような意見をお持ちでしょうか?よろしければネットアップしてご意見をお願いします。選挙の前知識にしたいので。

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