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<郵政事業>早くも不協和音 原口総務相と亀井担当相

9月18日12時40分配信 毎日新聞

<郵政事業>早くも不協和音 原口総務相と亀井担当相
閣議前に言葉を交わす鳩山由紀夫首相(中央)と亀井静香金融・郵政担当相。右は菅直人副総理兼国家戦略担当相=首相官邸で2009年9月18日午前9時36分、藤井太郎撮影
 日本郵政の経営形態の見直しを巡り、亀井静香金融・郵政担当相が18日の閣議後会見で、原口一博総務相が17日夜に出演したテレビ番組で示した見直し案に対し「担当大臣は私。あの方の個人的な意見だ」と不満を漏らす一幕があった。原口総務相もこれまで「新しい郵政事業の改革法案を(亀井担当相と)協力しながら出す」と話してきたが、連立政権発足3日目にして早くも不協和音が響いた。

 原口総務相は17日夜のテレビ朝日の報道番組で、郵便局の全国網を維持するため「持ち株会社と郵便局会社、郵便事業会社を一緒にする」との見直し案を明らかにした。

 しかし、国民新党内では、ゆうちょ銀行とかんぽ生命の2社も含めて一つの会社に統合する考えも根強く、亀井担当相は「(郵政民営化見直しは、原口総務相の)主管事業ではなく、絵を描く立場でもない。もちろん相談はするが、責任は私にある。そういう意味では白紙」と反発。一方、原口総務相は18日の閣議後会見で「一つの例です」と繰り返し、火消しに追われた。【望月麻紀】

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最終更新:9月18日18時58分

毎日新聞

 

亀井静香

亀井静香(かめいしずか)
所属院 選挙区 政党:
衆議院 広島県第6区 国民新党
プロフィール:
1936年11月1日生 初当選/1979年 当選回数/11回

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