舛添要一厚生労働相は2日午前、麻生太郎首相(自民党総裁)の後継を決める同党総裁選について「多くの若手・中堅から出馬を求められているが、私は安倍、福田、麻生3内閣で厚労相を務めた。今回の歴史的大敗の責任は免れられない」と述べ、不出馬の意向を表明した。同省内で記者団に答えた。
舛添氏は国民的な人気が高く、「ポスト麻生」の有力候補として党内で待望論が出ていたが、1日夜に東京都内で森喜朗元首相と会談し、出馬しない考えを伝えた。【鈴木直】
毎日新聞 2009年9月2日 11時31分(最終更新 9月2日 12時08分)