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いったい何億円?酒井被告、事件による損失額

謝罪会見中に涙を流す酒井法子被告
謝罪会見中に涙を流す酒井法子被告
Photo By スポニチ

 酒井被告にとって事件の代償は大きい。中学生時代の14歳から所属した芸能事務所「サンミュージック」からは8月28日に解雇。レコード会社、ビクターとの契約も解除され、CDなどは全国の店頭から撤去された。芸能界からは事実上の追放となり、タレント、歌手としての収入源は断たれた。

 それどころか、出演していたアラクスの頭痛薬「ノーシン」、トヨタ自動車「ノア」のCM契約はいずれも打ち切りとなり、損害賠償額は違約金を含め2本で1億円を超えるとみられている。

 最高裁が製作し、酒井被告が主演した裁判員制度のPR映画「審理」も、配布された約19万本のDVDがお蔵入り。ホームページ上の動画配信も中止となり、製作費7100万円などをめぐる損失も注目される。

 また、プロデュースしていたファッションブランド「PP rikorino」の150品目に及ぶ商品も全国の販売店から撤去され、関係者によると損失額は2億円以上とも。

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