マツケン、ついに国会議員に

　俳優松平健が初めて国会議員役に挑む。政界を舞台にした堂場瞬一さんの推理小説が原作のドラマスペシャル「断絶」（テレビ朝日系、１０月３日午後９時放送）で主演。「新しい松平健をお見せしたい」と意気込んでいる。

　演じるのは地方都市の政治家一家４代目で、与党の大物・剱持隆太郎。一人息子に後を任せての引退を決意していたが、選挙区の後継者争いが激化。清廉潔白に生きてきた剱持は、ただ一度、ある過ちを犯してしまう。

　「国会中継は好きでよく見ていて、（国会議員役は）かねがね演じてみたいと思っていたんです。地元のため、町のため、４代続いた家を守るために、心ならずも権力を振るってしまう人間の弱さ、変化を見てほしいです」と松平。地方政界の裏側、世襲問題などさまざまな要素を盛り込んで描く、重厚な人間ドラマだ。

[ 2009年09月18日 16:33 ]