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<外務省>国連代表部、在米日本大使館が大使会見中止 省側が過剰反応?

9月18日15時45分配信 毎日新聞

 外務省は18日までに、鳩山政権が「政治主導」を掲げて各省事務次官の記者会見などを見合わせる方針を示したことを受け、在外公館でも会見などを当面行わないよう通達した。

 これを受け、ニューヨークの国連代表部は17日、高須幸雄国連大使の記者会見を中止した。来週行われる国連総会の日程や内容について説明する予定だったが、総会に臨む日本政府の立場の説明など、新政権が「政治家が行う」としている内容に触れる可能性があると判断したとみられる。また、在米日本大使館も同日に予定していた藤崎一郎大使の定例記者会見を急きょ、取りやめた。

 大使は海外では日本政府を代表する立場にあり、会見をやめれば、日本政府の立場を国際的に説明する機会が失われることになる。

 外務省では新政権発足後、外務報道官会見や副報道官の外国プレス会見も中止されている。しかし岡田克也外相は毎日新聞などとのインタビューでは「報道官(の会見)は省全体の広報なのであってもいい」としており、省側が過剰反応している形だ。【須藤孝、ニューヨーク小倉孝保、ワシントン古本陽荘】

最終更新:9月18日15時45分

毎日新聞

 

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