小泉氏、収入99%は元首相依存 神奈川県選管資料で判明8月の衆院選で神奈川11区で初当選した小泉進次郎氏(28)を後援する政治団体「小泉進次郎同志会」の収入の約99%が父親の小泉純一郎元首相の資金管理団体からの寄付だったことが、神奈川県選挙管理委員会が18日に公表した2008年政治資金収支報告書から分かった。 小泉進次郎同志会は08年10月に設立。08年の収入355万円のうち、350万円は小泉元首相の資金管理団体「東泉会」からの寄付で残りの5万円は個人献金だった。 一方、同選挙区で敗れたが、比例南関東ブロックで復活当選した民主党の横粂勝仁氏(28)が代表を務める民主党県第11区総支部の08年の収入は約236万円。うち100万円は横粂氏自身からの借入金で、残りは党交付金と党費などだった。 両氏とも資金管理団体を総務省に届け出ているが、同省は08年政治資金収支報告書をまだ公表していない。 【共同通信】
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