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覚せい剤:札幌弁護士会副会長を所持容疑で逮捕

加藤容疑者の逮捕を受け謝罪する札幌弁護士会の高崎暢会長(中央)=札幌市中央区の札幌弁護士会館で2009年9月18日午後8時0分、水戸健一撮影
加藤容疑者の逮捕を受け謝罪する札幌弁護士会の高崎暢会長(中央)=札幌市中央区の札幌弁護士会館で2009年9月18日午後8時0分、水戸健一撮影

 自宅に覚せい剤を隠し持っていたとして札幌中央署などは18日、札幌弁護士会副会長、加藤恭嗣(やすし)容疑者(51)=札幌市中央区伏見3=を覚せい剤取締法違反(所持)容疑で現行犯逮捕した。接見した弁護士によると、覚せい剤を使用していたことも認めた上で「どうしてこんなことをしたのか分からない」と話しているという。

 容疑は18日午前9時ごろ、自宅2階の自室内にあったビジネスバッグに、覚せい剤入りのビニール袋7袋を所持していた疑い。分量は1グラム弱程度とみられる。注射器や吸入具は見つかっていない。

 北海道警は別の覚せい剤事件の捜査で「加藤容疑者が覚せい剤を使っている」との情報を入手。18日朝、家宅捜索して覚せい剤を見つけた。加藤容疑者が代表を務める法律事務所(中央区)も捜索した。【吉井理記、和田浩幸】

毎日新聞 2009年9月18日 15時44分(最終更新 9月18日 22時57分)

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