epilogue

終章となる。



財布に残った金で買えるだけの酒を買った…


泥酔状態で眠りながら逝こうと思う



ゆうべ夢をみた


美桜とあの公園で一緒に遊ぶ夢を…




あの夢のつづきに行こうとしたけど…

夢につづきはなかった





そこで終わりだった。




俺の死後
このブログを誰が読むかは知らない。


誰も読まないかも知れない。




でも
誰かが読んでくれるなら

生きた証と最期の言葉として


伝えてもらえれば嬉しく思う。











さようなら…

俺が死んだら

サイトも管理者不在となり更新されないまま、プロバイダー契約の期限切れと同時に消滅する。


サイトが消えても

あの町には祭りが毎年やってくる。



故郷の仲間たちよ。

どうか、祭りを永遠に絶やす事なく受け継いでいってもらいたい。


俺があの町と祭りに対してできる事は全部した。

あとは、若い世代の人々が守っていってくれれば良い。



誇りを失わず

伝統を汚さず

当たり前の事を真剣に




祭りとは…

氏子の総意を氏神に対して表す事のできる、最も崇高で神聖な機会である事を伝え残したい。




みんな今まで本当にありがとう。

お世話になった多くの皆さん。




さよなら。

36年

生きてきた。



早すぎる“死”と呼ばれるんやろな…


生きていれば

きっとまた明るい未来があるんやと思う。

また笑って暮らせる生活もあるんやと思う。





自らの命を絶つ事ほど、生命の摂理や道徳に背き、残された人々の心に悲しみや疑問を永遠に抱かせる残酷な死に方はないと理解している。



もしも

今ここで、家族や友人に救いを求めたら生きていく希望や活路を見いだせるかも知れない…



それでも

自分は死のうとしている。




さよなら。


それを決意した自分に

もう懐かしむ過去も

考える今も

見据える未来もない。