『死』への恐怖はない。

むしろ

早く終わらせたい。

早く裁かれたい。

恥ずかしくて生きてられない。




自分自身から“感情”というものが消えてゆくのがわかる…

感情なんて持つだけムダだと…



だけど

毎日、俺の帰りを待って食事を作ってくれる美沙を見ていると

人間として、男として

申し訳ない…




早く

消えてしまいたい…