実家へ帰ってきた。


泊まるつもりはなかったけど、親父が酒の相手をしてほしそうだったから

一緒に飲んだ。



不思議と気持ちは穏やかやった。


いつもなら親父と会話するのがイヤやけど

不思議と何も思わなかった。





感情が死んでいる

ただ生きているだけ

ただ息をしているだけ



生きていたって

人を裏切る事しかできない俺…

築いてきたものを
壊す事しかできない人。

なんの価値もない

人間のクズ





なあ、親父

あんたも、あと何年やろな…

悪いけど、先に逝って待っとくわ。