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非常招集で酒気帯び運転容疑 酒田署員を書類送検
火災発生で非常招集を受けた際に飲酒運転をしたとして、山形県警は17日、酒気帯び運転の疑いで、酒田署地域課の男性巡査部長(59)を書類送検した。県警は同日付で巡査部長を停職6カ月、監督責任で小林邦憲署長ら上司5人を本部長訓戒などの懲戒処分にした。巡査部長は17日付で辞職した。
送検容疑は8月25日午前6時45分ごろから7時10分ごろまでの間、酒気を帯びた状態で、自宅の駐在所から同署までミニパトを運転した疑い。
県警監察課によると、25日未明に酒田市内で住宅10棟を全半焼する火災があり、巡査部長は午前6時40分ごろに非常招集の連絡を受けた。前日の24日午後7時すぎから9時すぎまで自宅で焼酎や梅酒などを飲んでおり、酒田署に到着後の検査で呼気1リットルあたり0.15ミリグラムを超えるアルコールが検出されたという。
巡査部長は「自分の甘い考えから多大なご迷惑をかけ、深くおわびします」と話したという。
朝烏博之首席監察官は17日、県警本部で記者会見し、「再び不祥事を引き起こし、県民の信頼を失墜させた。申し訳ない」と謝罪した。
2009年09月18日金曜日
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