新閣僚も初登庁の朝を迎えました。
「マニフェストは断固実施する。誰がなんと言おうと断固実施する」(藤井裕久 財務相)
「エキサイティング、エキサイティングですよ」(仙谷由人 行政刷新相)
「待ったなしですから、お約束したマニフェストを着実に実行していく」(原口一博 総務相)
「形式的ですが、引き継ぎをきちんとやらしていただきたいということで」(赤松広隆 新農水相)
「私は形式的な引き継ぎはしない」(石破茂 前農水相)
「今月出産予定ということで」(福島みずほ 新少子化相)
「いやもう、来週」(小渕優子 前少子化相)
「社会保障全般の信頼を回復する、その一歩を踏み出していきたいと思います」(長妻昭 厚労相)
長妻新大臣を迎えたのは厚生労働省の水田事務次官です。拍手も笑顔もなく緊張感漂う初登庁でした。長妻大臣が廃止を明言している「後期高齢者医療制度」の制度設計や施行を担ったのは水田氏だったのです。
「引き続きご指導を。今度は追及される方なので」(長妻昭 新厚労相)
「本当に問題は山積してますから、らつ腕をふるってもらいたいと思います」(舛添要一 前厚生労働相)
一方、対照的だったのは引き継ぎを終えた舛添前大臣。盛大な拍手と笑顔の中の退庁でした。
政権交代による風景の変化は早速現れています。鳩山内閣の官僚による記者会見の原則禁止の方針を受けて、外務省、防衛省などが軒並み事務次官の会見を取りやめたのに続き、警察庁や気象庁でも長官の会見が中止に。さらに、法制審議会での法務次官による挨拶も千葉新大臣に変更されました。(17日16:54)