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2009年9月17日(木) 19:15 |
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地価調査はすべての地点で下落
土地取引価格の指標となる岡山・香川の地価調査の結果が発表されました。 去年は上がった地点もありましたが、岡山県・香川県の全市町村で下落となっています。
地価調査は7月に岡山県内の467地点で行われました。 岡山県全体の変動率はマイナス2.7%で、去年よりも下落幅が1.5%拡大しました。 1993年以来、17年連続の下落です。 県内の最高価格は、商業地は去年と同じ場所で、岡山市北区錦町の1平方メートル当たり103万円、住宅地は岡山市北区伊福町の15万7000円でしたが、いずれも去年より下落しました。 商業地の変動率はマイナス3.2%、住宅地はマイナス2.5%で、ここ2年、唯一ともに上昇していた岡山市で下落するなど、全市町村で下落しています。 調査した岡山県は「厳しい景気状況が下落幅の拡大に影響している」と分析しています。
香川県内の調査は、8市9町の182地点で実施され、平均価格は5万2500円と前の年より5.3%下落しました。 用途別に見ると商業地は、高松市磨屋町の中央通り沿いが1平方メートルあたり54万円で、前年は2.7%上昇したものの、今年は5.3%下落し、昨年3地点で上昇した商業地も全て下落に転じました。 また、住宅地で最も高かったのが高松市番町で、1平方メートルあたり24万8千円と前年は2%上昇したものの、今年は2.7%下落しました。 商業地、住宅地ともに香川県内で1ヵ所も地価の上昇地点がなかったのは3年振りです。
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