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2009年9月17日(木) 19:15 |
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「タイヤ犬」引取りたいと全国から
先週末、岡山市でタイヤのホイールに首を突っ込み抜けなくなった犬、「タイヤ犬」のその後です。 騒動から5日たっても飼い主が見つからないことから、タイヤ犬は希望する人に譲られる可能性が高くなってきました。
先週土曜日、岡山市北区青江の駐車場で発見されたタイヤのホイールから首が抜けなくなったオスの雑種犬です。 警察や保健所などによる救出作戦の結果、タイヤ犬を無事救助、岡山市の保健所が引き取りました。 当初は保健所の仕切りのあるスペースで飼われていましたが、自由な生活が長かったせいかおびえる様子も見せていました。 騒動から5日、あらためて保健所を訪ねてみると、これまで飼われていた場所にタイヤ犬の姿がありません。 狭いスペースではストレスがたまったため、保健所では16日から別の広い場所でひもに繋ぎ飼うことにしました。 これまでより落ち着いた様子を見せるようになり、ある習性を見せるようになったそうです。狭いところへ頭を突っ込む癖があったのです。 保健所には16日までに、タイヤ犬を飼いたいなどの問い合わせが全国から79件ありました。 しかし野良犬の期間が長かったせいか、人にはなかなか懐かないようです。 保健所ではあと数日は飼い主が現れないか待つことにしていますが、もしいない場合は責任を持って飼うことができる希望者に譲ることにしています。
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