鳩山政権の発足を受け、日本経済新聞社とテレビ東京は16〜17日に緊急世論調査を実施した。内閣支持率は75%で、政権発足時としては、2001年4月の小泉内閣の80%に次ぐ歴代第2位の高水準となった。不支持率は17%。民主党支持率は過去最高の58%に達した。「脱官僚主導」などを掲げた新政権に強い期待が寄せられていることが浮き彫りになった。
内閣支持率は全世代で70%を上回った。最も低いのは20歳代の70%で、70歳以上は80%と最も高かった。男性の支持率は76%で、女性は74%。民主党支持層の97%、連立を組む社民、国民新両党の支持層の95%以上の圧倒的な支持を得た。発足時の支持率は小泉政権の80%には及ばなかったが安倍政権(71%)、細川政権(70%)を上回った。
内閣を支持する理由(複数回答)は「政策がよい」が33%でトップ。「民主党中心の内閣だから」(31%)、「人柄が信用できる」(25%)が続いた。(17日 23:05)