2009年9月17日21時8分
自宅でアルフィーの頭をなでる鳩山首相=8月13日、東京都大田区、細川卓撮影
鳩山首相が東京都内の自宅で飼っていた愛犬のゴールデンレトリバー「アルフィー」が、首相就任直後の16日夕、死んでいたことがわかった。ここ数日、体調を崩していた愛犬は、飼い主の「晴れ姿」を見届けるように旅立った。
関係者によると、アルフィーは、国会で首相指名を傍聴した幸(みゆき)夫人の帰宅直後の午後4時すぎ、死んだという。
アルフィーは、首相が旧民主党を結党した96年に生まれ、その後の苦節をともにしたパートナー。首相は「いつもパワーをもらっている」と公邸に引っ越した後も「ファーストドッグ」として一緒に暮らす考えだった。
アルフィーの死は、首相にすぐ伝えられたが、その後、首相は皇居での認証式や記者会見などをこなした。(村松真次)