昨日は地久節、皇后陛下の誕生日でした。
御年七十四歳。
氣品あふれる立ち居振る舞ひに見蕩(みと)れてしまひます。
民間人から皇族になられて、大變な苦勞をされてきたことでせう。
しかし現在、皇室の將來については樣々な意見があります。
御心勞もあらうかと思ひます。
お體は充分いたはつてしてほしいです。
とりあへず皇后陛下の誕生日を祝ひませう。
皇后陛下、萬歳。
さて、少し氣になることを。
新聞、雜誌、TVでの報道で「皇后さま」「美智子さま」「皇太子さま」「雅子さま」「秋篠宮さま」等と「〜さま」と言ふことがあります。
不遜ですねえ。
皇族は尊い存在です。きちんとした敬稱、尊稱を使ふべきです。
間違つても「天皇さま」とは呼ばない筈で、それならば「皇后陛下」「皇太子殿下」「皇太子妃殿下」「秋篠宮殿下」と呼ぶべきです。
皇室典範
第二十三條
天皇、皇后、太皇太后及び皇太后の敬稱は、陛下とする。
第二項
前項の皇族以外の皇族の敬稱は、殿下とする。
今回の常用漢字は『敬稱(敬称)』の「称」
正字では「稱」
「稱」 禾部 九畫
音:シヨウ
意味:はかる、となふ、となへ、あぐ、はかり、かなふ、あがる、はかる 等
「爯」(シヨウ)が音を擔つてゐます。
『穀類(禾)を量る(爯)』から成り立つてゐる樣です。
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