社会

上関原発6日目も海の埋め立て着手できず
(山口県)
上関原発建設に向けた海の埋め立て工事について中国電力が、作業に着手しようとして17日で一週間となったが、海の埋め立てに反対する祝島の人たちの反発は強く中国電力はこの日も作業着手を断念した。16日、作業を一時中断した中国電力は海の埋め立て工事に改めて着手するため午前7時半、ブイが置かれている平生町の田名埠頭に作業台船を接岸しようと試みた。しかし、海上では埋め立て工事に反対する祝島の漁船およそ30隻が埠頭を封鎖。中国電力は説得を続けたが、祝島の住民たちは反発を強める一方で、午後4時過ぎ、この日の着工を断念した。
[ 9/17 20:04 山口放送]