東国原知事が自民総裁選批判 「旧態依然という感じ」宮崎県の東国原英夫知事は17日、自民党総裁選に関し、20人の推薦人が必要という出馬条件が変わっていないことなどを挙げ「派閥重視ではなくなってきているが、旧態依然という感じが伝わる。自民党が大きく変わったとのイメージがない」と批判した。県庁で記者団に述べた。 その上で、新総裁について「党を是々非々で批判してきた河野太郎氏のような改革派に代わってほしい」と指摘。出馬表明している谷垣禎一元財務相を「非常に優秀で悪くないが、派閥がバックにあり実力者のかいらいになるのでは、との不信感がある」と批評した。 また、6月に同党から衆院選出馬を打診され、自らを党総裁候補にするなどの条件を示したことを振り返り「6月の時点で自民党が要望を受け入れ、生まれ変わっていれば、ごたごたはなかった」とも述べた。 【共同通信】
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