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「評価低い」給油活動延長しない~防衛相
北沢俊美防衛相は17日午後、来年1月に期限切れとなるインド洋での海上自衛隊の給油活動を延長しないとあらためて表明するとともに、代わりの支援策でも自衛隊の活用は難しいとの考えを示した。
北沢防衛相は、インド洋での海上自衛隊の給油活動について「評価は低い」と断言。活動を打ち切った後のアフガニスタン情勢についても、何らかの代替支援が必要だとしつつ、自衛隊を派遣することは危険だとして現時点では否定した。一方で、ソマリア沖に護衛艦2隻とP-3C哨戒機を派遣している海賊対処任務については「国際的に評価されている」として当面継続していく考えを示した。
沖縄・普天間基地の移設問題については「県外・国外移設が理想的だが、まずは地元の考えを聞きたい」として、今月末にも沖縄を訪問する考えを示した。
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