「疑似児童ポルノ」初摘発 わいせつDVD販売容疑警視庁保安課は17日までに、わいせつ図画頒布の疑いで写真家力武靖容疑者(48)=東京都渋谷区幡ケ谷=と、DVD制作会社社長河野憲一容疑者(35)=山口県下関市一の宮町=を逮捕した。 力武容疑者は成人女性を少女風に撮影する「疑似児童ポルノ」と呼ばれる分野で有名な写真家。同課によると、容疑を否認している。疑似児童ポルノが摘発の対象になったのは全国初という。 逮捕容疑は6月、局部を露出したわいせつDVD計45枚を東京都新宿区と千代田区のビデオ店に販売委託した疑い。 力武容疑者は「少女を撮ると違法になるので、成人をモデルにした」と話しており、同課はDVDを、児童ポルノの代替物として販売していたとみて調べている。 DVDは1枚8千円で、2容疑者は約250枚を制作。昨年春からDVDなどで約1億4千万円を売り上げていた。 【共同通信】
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