自衛隊のアフガン派遣慎重=普天間移設の大幅見直し困難−防衛相
9月17日18時13分配信 時事通信
北沢俊美防衛相は17日午後の記者会見で、アフガニスタンへの新たな支援策について「人的派遣をやることが今可能かというと、なかなか難しい気がする。慎重にならざるを得ない」と表明した。北沢氏は同日未明の会見で、来年1月に期限を迎えるインド洋での海上自衛隊による給油活動について、民主党の方針に基づき延長しない考えを示したが、給油活動の代替策としての、アフガン本土への自衛隊派遣に慎重姿勢を示したものだ。
ただ、米政府は基本的に給油活動継続を求めており、鳩山政権が今後、新たな人的貢献策を打ち出さない場合は、米国内の批判が高まる可能性がある。
一方、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)のキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)への移設計画見直しに関し、北沢氏は「県民の大多数の意見は県外、海外という希望は理解できる」としつつも、「限られた日数の中で解決し、理想を現実にするのはなかなか厳しい道のりだ」と指摘。現行計画の大幅変更は現実的には困難との見方を示した。
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・ 今後の主な政治日程
ただ、米政府は基本的に給油活動継続を求めており、鳩山政権が今後、新たな人的貢献策を打ち出さない場合は、米国内の批判が高まる可能性がある。
一方、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)のキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)への移設計画見直しに関し、北沢氏は「県民の大多数の意見は県外、海外という希望は理解できる」としつつも、「限られた日数の中で解決し、理想を現実にするのはなかなか厳しい道のりだ」と指摘。現行計画の大幅変更は現実的には困難との見方を示した。
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最終更新:9月17日21時6分
- 北澤俊美(きたざわとしみ)
-
- 所属院 選挙区 政党:
- 参議院 長野県 民主党
- プロフィール:
- 1938年3月6日生 初当選/1992年 当選回数/3回
- (写真提供:時事通信社)
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