SAMの定義 (復元記事)
テーマ:SAMの欠陥10才迄に働きかけをすれば、SAMの形成に役立つ。残念ながら、これは「推論」だ。何故なら、自閉症(アスペルガー症候群)の子供に、働きかけを行い、その子供がどう育ち、人生を全うする迄、観察した人なんか未だに居ない。私が話している「SAM」は、人間として、生まれた時に常備している「SAM」。コンピュータで言えば、ハードウエアの部分の事だ。フロッピードライブの無いパソコンに、フロッピーを差し込もうとしても、フロッピーを差し込む事は出来ない。「人の気持ちを考えなさい!」と強要する事は、「何処かに、隙間があるから、フロッピーを根性で差し込め!」と言っているのと同じ事だ。では、ある医師が、働きかけで「SAM」の形成に役に立つ、と言うなら、実は、ソフトウエア、プログラム上の事だ。フロッピードライブを持たないので、フロッピードライブを持つ人の所へ行き、データをUSBメモリに書き換え、そのUSBメモリを持ち帰り、自分のUSBスロットに差し込んで、初めて確認出来る。と言う事だ。片や、意識する事無く、無意識で、フロッピーを利用するパソコンと、片や、フロッピーを手に持ち、どうしたモノかと、ひたすら知恵を絞り、あちこちに掛け合って、漸くデータを取り込めた、パソコンとの差。実は、此処に来た、きちんと、まともな「診断」を受けた「キーちゃんシスターズ」(或いはボーイズ)は、皆、10才以前に、「SAM」の形成に、強い働きかけ(日常生活のしつけ)を受け、見た目上のSAM、つまり「疑似SAM」を作り上げた、選りすぐりの面々なんだ。ところが、無意識でフロッピーを使っているのと、他のパソコン迄巻き込んで、必死に、USBメモリを使う事を、考えついた連中では、その疲労度がまるで違う。その結果、耐用年数に満たないうちに、くたびれた連中なんだ。オレもそうだ。若い内に、働きかけ、超高速で、フロッピーから、USBメモリへのデータ書き換えが、出来る様になったからと言って、一体どんな良い事があるのだろう。親から見て、「まるで、他の子供と同じに、見える様になったわ」と、満足するだけ何じゃないか?彼は本当に幸せなのだろうか。私が言いたいのは、そこの所なんだな。人生観にも係わる事だし、時間は前に戻せない。幸せって一体何だろう。しかし、私が受けた「SAMの形成に役立つ働きかけ」は、幸せじゃ無かったな。
2008/4/8(火)のブログ 復元記事