2009年9月17日 21時46分更新
10月から住民税の年金からの引き落としが始まりますが岡山市は引き落としの対象とならない441人から誤って520万円あまりを引き落とすことがわかり、市では早急に返金することにしています。
これは岡山市が記者会見して明らかにしたものです。
住民税の年金からの引き落としは高齢者の納税の手間を省こうと来月から全国一斉に始まりますがことし6月以降に納税額を修正申告した人など税額に変更がある年金受給者は対象となりません。
しかし岡山市では情報システム課の男性職員が、対象外とすべき441人分のデータの入力を怠っていたことに今月になって気がついたということです。
このため最初の引き落とし日の来月15日に1人あたり300円から5万9千300円、あわせて520万円あまりが年金から引き落とされることがわかりました。
岡山市ではあす、該当者に文書を発送して知らせるとともに、引き落とし日の15日当日にも銀行口座へ振り込むなどして返金したい考えです。
岡山市は「このようなミスに対し大変申し訳なく思う。
貴重な年金であり、出来るだけ早く返せるよう対応を急ぎたい」と話しています。