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酒井法子被告を保釈 会見で涙流し「悔い改める」
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| 保釈され、拘置先の東京湾岸署を出る女優の酒井法子被告=17日午後4時30分 |
覚せい剤取締法違反(使用、所持)の罪で起訴された女優酒井法子被告(38)が17日、弁護人を通じて保釈保証金500万円のうち未納分の250万円を納付して保釈され、拘置先の警視庁東京湾岸署を出た。
酒井被告は午後4時半に署の玄関を出ると、待っていた約300人の報道陣を前に「これまで酒井法子を応援してくれた皆さま、本当にこのたびは申し訳ありませんでした」と深々と頭を下げ、迎えの車に乗り込んだ。
酒井被告はその後、東京都内で記者会見し「悔い改め、二度とこのような事件に手を染めることがないよう、一生の約束として固く心に誓います」と謝罪した。
酒井被告は、ほおを流れる涙をハンカチでぬぐいながら「日本や海外のファンの皆さま、これまで支えてくれたスタッフの皆さま、本当に、本当に申し訳ありませんでした」と話した。
会見は約10分で終了。公判を控えていることを理由に報道陣の質問を受けなかった。酒井被告の弁護人は、同被告が「メンタル面の治療」のため入院すると説明した。
別の覚せい剤使用と所持の罪で起訴された夫高相祐一被告(41)は16日、保釈された。捜査関係者によると、2人は保釈の条件として、弁護人を介さずに会うことを禁じられている。
酒井被告は東京・南青山の自宅で8月上旬に覚せい剤を所持していたとして8月28日に起訴され、さらに7月30日ごろ鹿児島県・奄美大島のホテルで覚せい剤を吸ったとして、使用の罪でも9月11日に追起訴された。初公判は10月26日。
(共同通信社)
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