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酒井法子被告 保釈 「申し訳ありませんでした」頭下げ

9月17日17時25分配信 毎日新聞

酒井法子被告 保釈 「申し訳ありませんでした」頭下げ
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保釈され、報道陣の前であいさつする酒井法子被告=東京都江東区の東京湾岸署で2009年9月17日午後4時29分、幾島健太郎撮影
 覚せい剤取締法違反(所持・使用)で起訴された女優の酒井法子(本名・高相(たかそう)法子)被告(38)は17日、8月8日の逮捕から40日ぶりに、拘置先の警視庁東京湾岸署から保釈された。弁護人の保釈請求を受け、東京地裁は14日に保釈を認める決定を出していたが、酒井被告は17日になって保釈保証金500万円を現金で全額納付した。

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 酒井被告は17日午後4時29分、同署正面玄関から黒のパンツスーツ姿で現れた。緊張した様子で口を硬く結び、集まった報道陣に向かって深々と頭を下げた。「今まで酒井法子を応援してくださった皆様、本当にこの度は申し訳ありませんでした」と淡々とした口調で謝罪し、再び約6秒間にわたって深々と頭を下げた。終始、神妙な表情で、時折悲しげな笑みも見せ、迎えの赤いワゴン車に乗り込んで立ち去った。

 初公判は東京地裁で10月26日に予定されている。起訴状によると、酒井被告は8月3日、東京都港区南青山の自宅マンションで覚せい剤0.008グラムを隠し持っていたとされる。また7月30日ごろ、鹿児島県奄美大島のホテルで、覚せい剤若干量を火であぶって吸引したとされる。

 酒井被告の夫で、同法違反(所持・使用)で起訴された自称プロサーファー、高相祐一被告(41)は16日に保釈されている。保釈保証金は酒井被告と同じ500万円だった。

 裁判所関係者によると、保釈の際は通常、居住地を制限され、転居には裁判所の許可が必要。さらに▽正当な理由がある場合を除き裁判所から呼び出された日時に必ず出頭する▽逃亡・証拠隠滅しない▽許可なく海外旅行や3日以上の国内旅行をしない−−などの条件も付される。共犯者らとの面会・連絡も通常は禁じられるが、夫婦の場合は認められるケースもある。制限に従わない場合、保釈が取り消され、保釈保証金の一部または全部が没収されるという。【北村和巳】

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最終更新:9月17日18時55分

毎日新聞

 

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