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中古パソコンの値引き、“殺し文句”は「現金払い」「すぐ持って帰る」

nikkei TRENDYnet9月17日(木) 11時 2分配信 / 経済 - 産業
中古パソコンの値引き、“殺し文句”は「現金払い」「すぐ持って帰る」
価格が魅力の中古パソコン、「もともと安いから値引きはできない」という思い込みは実は誤り。中古といえども、しっかり値引いて買うコツがあったのだ!
 中古品は「きたない」「壊れそう」というイメージを持つ人もいるが、実際は新品同様の商品も多い。もちろん価格は新品よりも安いので、新品にこだわらないならば注目すべき存在だ。

【詳細画像または表】

 以前掲載したコラム「知らないと痛い目にも! 中古パソコン購入はココに注意」では、中古パソコンの魅力や購入時の注意点などを解説した。今回は「週末が狙い目」でおなじみの白石ひろあき氏に、日々実践している、魅力的な中古品をいち早く探し出して最大限安く買うテクニックを紹介してもらう。「中古品は値引きできず、値札のまま買うしかない」と思っている人は多いが、実際はそうではないのだ。

中古品の在庫情報は、Webサイトやメールでいち早くチェックすべし

 「性能の高い中古品を安く買いたい!」という気持ちは、誰しも同じこと。お宝的な中古品を他人に奪われる前に購入する秘訣は、「とにかく足繁くお店に通うこと」(ソフマップ パソコン総合館・五藤氏)だそう。こまめな在庫チェックが、入荷したてのお宝中古品をいち早くゲットする第一歩といえる。

 とはいえ、毎日ショップに足を運べる人は少ない。多くの中古ショップでは、Webサイトで中古品の在庫情報を掲載している。希望の商品を探して、発見したらショップに足を運んで商品を確認したうえで購入するのがおすすめだ。

 便利なのが、じゃんぱらが実施している「入荷お知らせメールサービス」だ。あらかじめ希望の商品を登録しておけば、入荷した際にいち早くメールで知らせてくれる。「この製品が欲しい」と具体的に決まっているならば、ぜひ利用したい。

■達人がコッソリ教える「中古品購入のポイント」
・中古品の在庫状況は、ショップのWebサイトを利用して自宅でチェックできる
・欲しい商品があれば、ショップのメールサービスを活用しよう

購入に迷ったら、無料の取り置きサービスを活用しよう

 あまり知られていないが、ほとんどの中古ショップは気になる中古品を一定期間だけ売約扱いにして確保してくれる「取り置き」サービスを用意している。その場ですぐに購入を決断できない場合は、当日〜数日間だけ商品をキープしてもらえるのだ。

 新品と違って、中古品はほとんどが1点モノであり、それが売れてしまったらおしまい。自分が「性能が高いのに安くていいな」と感じた中古品は、他の人にも魅力的に映るはず。「他店の価格はどれぐらいかな?」と店を離れてしまうと、改めて売り場に戻った時にはすでに売れていた…ということは珍しくない。

 どの中古ショップでも、取り置きしたあと購入をキャンセルしても違約金やキャンセル料などは基本的にかからない。真剣に購入を検討したい商品を発見したならば、遠慮なく取り置きの相談をしてみよう。

 取り置きサービスの便利さで一歩リードしているのがソフマップだ。来店した日を含め、最大3日間まで商品を取り置きできる。自宅に帰って商品のスペックをしっかり調べたい時や、家族と相談しないと購入を決められない場合などにありがたい。

■達人がコッソリ教える「中古品購入のポイント」
・中古品はすべて1点モノであり、魅力的な商品はアッという間に売れてしまう
・購入するか迷った時は、無料の取り置きサービスで商品を確保しておこう

もともと安い中古品は値引きできる?

 前回の記事では、量販店での値引き事情を解説した。新品はテクニック次第で値引きできることが分かったが、果たして中古品も値引きできるのだろうか?

 複数の中古ショップに聞くと、購入時に値引き交渉をする客はかなり多いが、原則的に値引きには応じない方針とのことだ。

 ここでガッカリするのはまだ早い。「条件によっては多少の値引きができる場合もある」という。一定の売り上げを確保したいセール時期や、早めに売り切りたい商品の場合などは価格も緩みがちになるようだ。

 値引き交渉をする際は、ショップ直属の店員に声をかけるのがポイント。モバイル通信回線の販売促進を目的に、中古ショップでも「ヘルパー」と呼ばれるメーカーの説明員を見かけることが増えた。だが、彼らは値引きの権限を持たないケースが多い。ショップ店員に直談判するのが、値引き交渉をスムーズかつ確実に進めるコツといえよう。

 値引き交渉の感触がよくなかった場合、「あと3000円安くしてくれたら、今すぐ現金払いで持って帰る!」と具体的にプッシュしてみよう。ショップとしても、その日の売り上げに貢献できる客をみすみす逃したくないので、無謀な値引き要求でなければ応じてもらえる可能性は高い。一定の手数料が引かれてしまうクレジットカード払いよりも、現金払いの方がより効果的だ。

 ただ、新品と比べて中古品の値引き幅は大きくはない。当初付いていた価格から5%値引きできれば大満足、といえるだろう。人気商品は値引きが無理だと言われる場合も多いが、粘れば送料無料くらいのサービスは期待できるかもしれない。

 気になった中古品が「ちょっと高いかな?」と思ったら、まずは店員に相談してみよう。すべての商品で値引きできるわけではないが、まったく相談しないよりは断然いいのは間違いない。

■達人がコッソリ教える「中古品購入のポイント」
・各ショップとも基本的に中古品は値引きしない方針だが、時期や商品によっては値引きも可能
・値引きできても数%程度にとどまるが、交渉しない手はない
・値引き交渉の際は、ショップ直属の店員を探そう
・ショップ側にとってメリットのある「現金払い」「しっかりした梱包が必要な配送ではなく、持ち帰り」を材料にアピールする

黙っていてもショップが勝手に割り引きしてくれる日を狙え!

 時期や商品によって、中古品も値引きできる可能性があることは先ほど解説した。だが、黙っていてもショップが勝手に割り引きしてくれる…という魅力的な日が存在するのだ!

 ソフマップは、毎月5の付く日(5/15/25日)に「中古の日」と銘打った中古商品限定のセールイベントを開催している。一部商品の値札に「○○%引き」の札が付けられ、その札の通りに割り引きしている。割引率は、商品によって5〜15%に設定されており、値引き交渉よりも大きな割り引きが労せず獲得できる。中古の日が週末や連休などの休日と重なる場合、5の付く日以外も連続して開催されることもあるので注目だ。

 もっとも、割り引きの対象となるのはショップ側が決めた一部の商品であり、お目当ての商品が対象になるとは限らない。だが、おトクなイベントであるのは間違いないので、中古品の購入を検討しているならば中古の日を外さず足を運んでみたい。

■達人がコッソリ教える「中古品購入のポイント」
・ソフマップの「中古の日」は、一部の中古品を自動的に割り引きしてくれる
・週末や連休などの休日は、中古の日が連続して開催されることがあるので注目だ



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  • 最終更新:9月17日(木) 11時 2分
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