午後4時半ごろ、勾留されていた東京湾岸署から保釈された酒井法子被告(38)は、逮捕から41日目ながらしっかりした足取りで、署の玄関に姿を見せた。
入り口付近に立つ人に軽く会釈をした酒井被告は、黒いシャツに黒いパンツ姿で、時折風に乱れるショートボブの髪を気にするそぶりもなく、正面に並んだカメラの列を前に「いままで酒井法子を応援してくださった皆さん。本当にこのたびは申し訳ありませんでした」と述べた後、約7秒間にわたって深々と頭を下げた。
酒井容疑者はナチュラルメークで、逮捕前の写真から比べるとややふっくらした印象。その後、酒井容疑者は迎えの赤いワゴン車に乗り込んで、記者会見上となるホテル方面へ向かった。