2016年五輪東京招致を祈念して、国立競技場の聖火台を磨く陸上男子ハンマー投げの室伏広治招致委理事=東京・国立競技場
アテネ五輪陸上男子ハンマー投げ金メダリストで、2016年夏季五輪招致委員会理事の室伏広治(34)=ミズノ=が15日、東京・国立競技場の聖火台を磨いて五輪招致を祈念した。ごま油を染みこませた布を手に、高さ2メートル10センチ、直径2メートル10センチの台をふいた。聖火台の作成にあたり、親子二代で命を懸けて作業した逸話を知り、聖火台磨きに名乗りを上げた室伏は「2016年にも聖火をともさねばならないと思う」と誓っていた。
(2009年9月15日)